専攻科生が電気学会中国支部奨励賞と電子情報通信学会中国支部連合大会奨励賞を受賞しました
専攻科電子・情報システム工学専攻2年の黒田菜摘さんが、2022年度(第73回)電気・情報関連学会中国支部連合大会で発表した論文が、電気学会中国支部奨励賞と電子情報通信学会中国支部連合大会奨励賞を同時に受賞しました。
受賞対象講演論文は以下の通りです。
○黒田・西尾:「網膜に学んだアナログ-ディジタル混在型エッジ検出基本回路の設計」
この研究では、将来の小型ロボットなどに必要な画像処理センサ・集積回路の実現を目指しています。
そのなかで、黒田さんは、網膜の情報処理に興味を持ち、対象物の輪郭を検出するアナログ-ディジタル混在型の集積回路を設計してきました。
その研究成果を電気・情報関連学会中国支部連合大会で、堂々と発表することができました。
この受賞は、指導教員としても大変うれしく思っています。
黒田さんの今後の活躍に期待したいと思います。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授)
岡山県トップアスリート賞、独立行政法人国立高等専門学校機構学生表彰にかかる表彰式を行いました
専攻科機械・制御システム工学専攻2年の山本隼也さんが、2022年岡山県トップアスリート賞スポーツ優秀賞と、独立行政法人国立高等専門学校機構の令和4年度学生表彰を受賞し、3月15日(水)に本校校長室において表彰式を執り行いました。
岡山県トップアスリート賞の受賞は昨年に引き続き2度目の受賞となりました。
山本さんは、第19回全日本スノーボード技術選手権大会のアルペン男子に出場し、予選から決勝まで1位の座を譲ることなく優勝を飾るなど、数々の輝かしい成績を収めております。
今後のご活躍を期待します。
学生のグループが脱炭素社会を実現するための新製品・サービスアイデアコンテストで入選しました
電子・情報システム工学専攻1年生の戸田晧太さん、平田航さん、電気電子システム系5年生の原田貴寿さんのグループが「脱炭素社会を実現するための新製品・サービスアイデアコンテスト2022」で入選しました。
公益財団法人岡山県産業振興財団は、岡山県内中小企業の脱炭素分野への参入を促進するため、高専生や理系の大学生や大学院生等を対象とした脱炭素社会に向けた新製品・サービスのアイデアコンテストを開催しました。
戸田さんらのグループは、電気自動車(EV)の普及を後押しするための旅行者向けスマホアプリ「EV Traveler」のアイディアを提案し、約70件の応募作の中から書類選考を突破した7件に与えられる「入選」を獲得しました。
1月27日に開催された「最終審査」では、EVの環境性能の高さをデータで示すとともに、旅行者の目線からアプリの機能を説明しました。
戸田さんらのグループ以外で最終審査に残ったのはみな県内外の大学生や大学院生でした。
今回の受賞は高専生の優秀さを示すとともに高専のプレゼンスを高めることに貢献したのではないかと思います。
(指導教員:電気電子システム系 桶教授)
クライミング同好会の学生が高体連登山部優秀選手賞を受賞しました
クライミング同好会の機械システム系3年の松永遥斗くんが令和4年度岡山県高等学校体育連盟登山部優秀選手賞を受賞いたしました。
第12回、第13回と2年連続で全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会の岡山県代表選手として選ばれた成果などが、岡山県高体連登山部の発展に大きく寄与したと認められたものによります。
松永くんのたゆまぬ努力が実を結んだこと指導教員としてとても嬉しく思います。
(指導教員:電気電子システム系 嶋田准教授)
専攻科生が全日本スノーボード技術選手権大会で優勝しました
機械・制御システム工学専攻2年の山本隼也さんが、2023年3月2日(木)~5日(日)に石打丸山スキー場(新潟県)で開催された第20回全日本スノーボード技術選手権大会のアルペン男子で優勝しました。
今回の優勝により、山本さんは2021年に開催された第18回大会から3年連続で優勝という快挙を成し遂げました。
特に今回は、予選から決勝まですべて項目で一位を飾る完全優勝でした。
これまでの輝かしい成績に対して、山本さんには岡山県トップアスリート賞スポーツ優秀賞や国立高等専門学校機構の学生表彰も贈られています。
今後のさらなるご活躍を期待します。
写真は、滑走中の山本さん(上段)と表彰式の様子(下段、中央が山本さん)です。
津山高専とIKOMAロボテック株式会社との包括連携・協定に関する協定調印式を挙行いたしました
3月1日(水)に津山高専とIKOMAロボテック株式会社との包括連携・協定に関する協定調印式を挙行いたしました。
調印式には、津山高専岩佐健司校長、IKOMAロボテック株式会社生駒徹志代表取締役社長及び関係者5名が出席し、協定書に調印しました。
このたびの協定により、IKOMAロボテック株式会社と津山高専の双方が有する人材・物的資源を有効に利用して、地域の活性化と産業の発展が期待されます。
陸上競技部が岡山県スポーツ協会優秀団体賞を受賞しました
8月に愛媛で開催された全国高専体育大会において、4×400mリレーで優勝した本校陸上競技部の選手4名が、第56回公益財団法人岡山県スポーツ協会から優秀団体賞を受賞し、12月17日(土)に「ピュアリティまきび」で開催された表彰式で表彰状を授与されました。
この表彰は、岡山県における体育・スポーツの普及振興に寄与したと認められるものに対して、公益財団法人岡山県スポーツ協会が行うもので、このなかで優秀団体賞は各競技で国際大会に出場した団体または全国大会において1位の成績を収めた団体が対象であり、岡山県のスポーツ関係で一番権威ある表彰です。
受賞者は下記のとおりです。
1走:岡田 拓実(機械システム系5年)
2走:藤田 陸 (電気電子システム系5年)
3走:森元 春輔(電気電子システム系5年)
4走:西尾 孔 (情報システム系4年)
表彰式には種々の競技から錚々たる受賞者が多数参列しており、学生たちにとってすばらしい表彰になりました。
本科5年生が第24回IEEE広島支部学生シンポジウム(HISS)でHISS優秀研究賞を受賞しました
総合理工学科電気電子システム系5年の今村陽翔さんが、11月29日(土)にオンラインで開催された第24回IEEE広島支部学生シンポジウム(HISS)で、HISS優秀研究賞を受賞しました。
発表題目は次の通りです。
○今村・西尾:「網膜に基づく蓄積方式を入力部に応用したエッジ検出基本回路」
この研究では、動物の視覚システムと同等の機能を有するセンサ・電子回路の実現を目指しています。
そのなかで、今村くんは、網膜の情報処理に興味を持ち、対象物の輪郭を検出する電子回路を設計してきました。
今回のシンポジウムのテクニカルプレゼンテーションでは、多くの大学生・大学院生が発表するなかで、今村くんは本科5年生でありながら、これまで行ってきた研究成果を堂々と発表することができました。
この受賞は、指導教員としても大変うれしく思っています。
この賞を励みにして、引き続き頑張ってくれることを期待しています。
(指導教員:電気電子システム系 西尾教授)
永進専門大学校(韓国)と国際学術交流協定を締結しました
12月14日(水)に、永進専門大学校(韓国)のチェ・ジェヨン総長らが来校され、教員の交流、学生の交流、共同研究の実施などを目的とした国際学術交流に関する締結書の調印式を行いました。
式典では、本校の岩佐校長と永進専門大学校のチェ・ジェヨン総長が締結書に署名し、両校の交流を深めていくことに合意しました。
式典の後は、本校の実習工場や国際寮を見学し、本校の教職員が設備や施設などについて説明を行いました。
国際寮では、9月に永進専門大学校の研修(韓日共同高等教育留学生交流プログラム)に参加した学生が韓国語で研修内容等を発表し、発表後は、チェ・ジェヨン総長やゼン・サンピョ国際交流院長と韓国語で質疑応答を行うなど交流を深めました。
本校と永進専門大学校とは、2018年より交流があり、この度、今後の交流をさらに推進していくため、国際学術交流協定を締結することになりました。
今後の交流として、来年の3月には本校の学生が永進専門大学校の語学(英語)研修に参加する予定です。
稲葉元校長が令和4年秋の叙勲を受章されました
令和4年秋の叙勲において、稲葉 英男 元校長が、瑞宝中綬章を受章されました。
本来であれば、文部科学省主催で伝達式が行われますが、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止となりました。
そのため、12月2日(金)に本校にて伝達式を行い、岩佐校長から勲記および勲章が手渡されました。
岩佐校長より、稲葉元校長の長年にわたる教育研究活動や学校運営に対する労いと受章への祝辞が述べられた後、稲葉元校長より謝辞および津山高専のさらなる発展への期待のお言葉が述べられました。
共同研究でデジタル・ソリューション・アワード(デジタル部門)を受賞しました
令和4年度「デジタル・ソリューション・アワード大賞優秀政策」が発表され、岡山県代表に選ばれた「地元高専と農業イノベーション!~誰でも簡単、(ぶどう・トマト)DIY型システムの開発~」が、大賞につぐデジタル・ソリューション・アワード(全国で4団体)に選出されました。
この賞は、全国知事会で都道府県同士がそれぞれの先進的な取り組みを提案・共有し合い、良いものを広げるとともに、切磋琢磨により創造性豊かな発想につなげる情報提供の場として活用することを目的とし、先進政策バンクを設置し、先進政策大賞を選定するものです。
今年度については、令和3年度からスタートした「デジタル部門」の募集を行い、31の都道府県から自薦があり、津山高専(井上研究室・寺元研究室)と岡山県農業普及指導センターなどでコンソーシアムを構築し、農業者自ら製作・管理が可能で安価なDIY型システムを開発した取り組みが岡山県の代表として選出されました。
このなかから、審査委員(センター専門委員および有識者)による審査などを経て、デジタル・ソリューション・アワード大賞などが選出されました。
システムのうち、「DIY型ハウス内環境遠隔制御システム<ぶどう>」を機械システム系井上研究室の専攻科生(3名)が開発を、「DIY型自動集計秤<トマト>」を情報システム系寺元研究室の5年生が開発を、それぞれ担当しました。
今後とも津山高専では、地元企業や農家の皆さんの要望に、できるだけこたえていきたいと考えています。
システムの詳細に関しては、 先進政策バンク詳細ページをご覧ください。
11月15日に水車発電機譲渡式典を挙行しました
11月15日(火)に、水車発電機譲渡式典を挙行しました。
本校の卒業・修了生が多数お世話になっている中国電力ネットワーク株式会社様より、実際の水車発電機のカットモデルを譲渡いただきました。
この水車発電機は、真庭市にある湯原ダムの併設されている湯原堰堤発電所で、1955年から1997年まで実際に使用されていたものです。
2022年の夏までは、同社津山ネットワークセンター前に展示されていたものを、これからは本校で展示されることになりました。
式典では、同社津山ネットワークセンター所長の梶谷様よりご挨拶とともに目録をいただいたあと、本校の岩佐校長より感謝状を贈呈いたしました。
上段の写真は、譲渡された水車発電機の前での目録贈呈のようすです。
中段は、譲渡された水車発電機を前にしての記念写真です。
中国電力ネットワーク株式会社様に就職した本校卒業生も駆けつけてくれました。
卒業生の方々を中心とした有志の皆様は、本校移設前に塗装を新たに耐候性のある送電鉄塔用塗料で塗りなおすなどしていただきました。
電力の安定供給に日々努めておられる皆様の電力設備に対する深い愛情を感じました。
下段の写真は、梶谷様より水車発電機の構造や水力発電の現状について説明を受ける岩佐校長です。
本校では、この水車発電機を発送配電、電気機器工学および環境・エネルギー工学の教育に広く利用するとともに、本校のシンボル的存在として長く展示していく予定です。
10月24日に紺綬褒章受章にかかる褒章伝達式を執り行いました
10月24日(月)に本校校長室において、紺綬褒章受章にかかる褒章伝達式を執り行いました。
紺綬褒章とは、公益のために、国・地方公共団体または公益団体に対して、私財(500万円以上)を寄附した方を対象とするもので、本校の修学支援のために、令和3年10月に多額のご寄附をいただいた、15期電気工学科卒業生の石飛徳昌様が受章されました。
岩佐校長より、ご寄附に対する感謝と受章への祝辞とともに章記および褒章が手渡され、石飛様より謝辞がありました。
10月19日に佐藤紳二名誉教授への日本ハンドボール協会表彰状授与式を開催しました
10月19日(水)に、日本ハンドボール協会表彰状授与式を開催しました。
この度の表彰は、本校の佐藤紳二名誉教授へ贈られたもので、佐藤名誉教授は、本校のハンドボール部の顧問として、永年にわたり日本ハンドボール競技の普及振興に尽力され、その発展に寄与されました。
その功績により、日本ハンドボール協会より表彰状が授与されました。
岩佐校長より、ハンドボール部顧問としての31年間に加え、永年の本校への貢献について賞され祝辞が述べられ、佐藤名誉教授より謝辞がありました。
本校の教育プログラムが「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました
本校が実施している数理・データサイエンス・AI教育プログラムが、文部科学省から8月24日(水)付けで、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました。
この認定制度は、学生の数理・データサイエンス・AIの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的とし、数理・データサイエンス・AIに関する知識および技術について体系的な教育を行っている教育機関を、文部科学大臣が認定しています。
詳細は、数理・データサイエンス・AI教育プログラムのページをご覧ください。
本科5年生が日本太陽エネルギー学会若手研究発表会で奨励賞を受賞しました
総合理工学科電気電子システム系5年の祐森柾さんが、8月12日(金)にオンラインで開催された2022年度日本太陽エネルギー学会「若手研究発表会」で、奨励賞を受賞しました。
祐森さんは、大学生や大学院生に交じって発表し、そのなかでも優秀であったことが認められ、発表者のうち2名だけに与えられる奨励賞を受賞しました。
祐森さんは、この発表会のなかで最年少の発表者の一人でした。
発表題目は次の通りです。
○祐森・平田・桶・南野・濱田・藤井・石倉:「部分影の移動に伴うFFの変化に基づく短絡故障バイパスダイオードの検出」
祐森さんのほかもう1名の受賞者は大学の若手教員で、受賞を逃した発表者は年長の大学生や大学院生ですから、高専生として快挙です。
今回の受賞は、今後の学生生活において大きな励みになるのではないかと思います。
(指導教員:電気電子システム系 桶教授)
本校の学生および卒業生が第28回津山スポーツ賞を受賞しました
7月30日(土)に、本校の学生および卒業生が、第28回津山スポーツ賞を受賞しました。
この賞は、津山市のスポーツ振興に功績のあった方々や特に優秀な成績をおさめた方々に対し、公益財団法人津山スポーツ振興財団が「津山スポーツ賞」を表彰するものです。
本校からは優秀選手個人の部において陸上競技部の学生および卒業生が、団体の部において陸上競技部およびラグビーフットボール部が、選ばれました。
本校の受賞者は下記のとおりです。
(個人の部)
陸上競技
岡崎 巧実、渡辺 侑、宗元 早矢、山口 直起、岡田 拓実、
森元 春輔、西尾 孔
(団体の部)
陸上競技部、ラグビーフットボール部
津山高専と株式会社英田エンジニアリングとの包括連携・協定に関する協定調印式を挙行いたしました
7月19日(火)に、津山高専と株式会社英田エンジニアリングとの包括連携・協定に関する協定調印式を挙行いたしました。
調印式には、津山高専岩佐健司校長と株式会社英田エンジニアリング万殿貴志代表取締役および関係者10名が出席し、協定書に調印しました。
また、あべ俊子衆議院議員代理秘書の正木様より、あべ議員からの祝辞を代読していただきました。
このたびの協定により、英田エンジニアリングと津山高専の双方が有する人材・物的資源を有効に利用して、地域の活性化と産業の発展が期待されます。
柴田名誉教授が令和4年春の叙勲を受章しました
令和4年春の叙勲において、柴田 政勝 名誉教授が、瑞宝小綬章を受章されました。
本来であれば、文部科学省主催で伝達式が行われますが、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止となりました。
そのため、5月30日(月)に本校にて伝達式を行い、岩佐校長から勲記および勲章が手渡されました。
校長より、柴田名誉教授の39年にわたる教育研究活動や学校運営に対する労いと受章への祝辞が述べられた後、柴田名誉教授より謝辞がありました。
塩田教授が国立高等専門学校教員顕彰分野別優秀賞を受賞しました
令和3年度国立高等専門学校教員顕彰において、本校機械システム系 塩田 祐久 教授が、分野別優秀賞(一般部門 学生生活指導分野)を受賞しました。
本顕彰は、管理運営、地域社会への貢献、学生教育を中心とする分野において顕著な功績を挙げている教員を顕彰するとともに、顕彰を通じて国立高等専門学校における教育の充実及び向上を目指すものです。
5月24日(火)に、本校教員会議において岩佐校長から表彰状および記念品が授与されました。
校長から受賞への祝辞が述べられた後、塩田教授より謝辞がありました。
顕彰題目:緊急事態下でも歩みを止めない高専教育と地域連携
岡山県トップアスリート賞にかかる表彰式を執り行いました
専攻科機械・制御システム工学専攻2年の山本隼也さんが、2021岡山県トップアスリート賞スポーツ優秀賞を受賞しました。
岡山県での表彰式は、新型コロナウイルスの影響により中止となったため、4月26日(火)に、本校校長室において、表彰式を執り行いました。
山本さんは、2022年3月に開催された全日本スキー連盟主催第19回全日本スノーボード技術選手権大会において優勝、その他同年に開催された第29回全日本スノーボードテクニカル選手権大会で2位に入賞するなど、数々の輝かしい成績を収めております。
今後のご活躍を期待します。