年末年始に卓球部が三つの大会に参加しました
年末年始(12月26日(月)・27日(火)、1月4日(水)・5日(木))に、卓球部が三つの大会に参加しました。
<12月26日:第50回全国高等学校選抜卓球選手権大会岡山県予選会(シングルス2部)>
橋本陽翔(1年2組)が3位となりました。
他にも、ベスト64に3人の選手(妹尾匠真(2年先進科学系)、安延颯来(2年機械システム系)、長田和也(1年2組))が入りました。
<12月27日:令和4年度 岡山県高等学校卓球新人大会(ダブルス)>
妹尾匠真(2年先進科学系)安延颯来(2年機械システム系)組:4回戦敗退(ベスト32)
橋本陽翔(1年2組)長田和也(1年2組)組:4回戦敗退(ベスト32)
<1月4日~1月5日:第32回西日本高等学校選抜卓球大会>
1次リーグ:1勝3敗3位
3位リーグ:4勝3敗
最終成績:19位(32チーム中)
写真は、3位の表彰状を手にした橋本選手(上段)と、西日本選抜で出雲北陵高校とのダブルスの試合のようす(下段、奥のブルーのユニフォームが妹尾・安延組)です。
12月25日・26日にテニス部員が中国ジュニアクリスマストーナメントに出場しました
12月25日(日)・26日(月)に、テニス部の青木佑仁くんが、2022 中国ジュニアクリスマストーナメント(U17)に出場しました。
本大会は中国テニス協会主催の大会で、中国ジュニアU17ランキング上位20名、U15の上位4名、および12月24日(土)に開催された予選の勝者8名(128ドロー中)の32名のみが出場できる超ハイレベルな大会です。
そんな大会に、青木くんは本戦にストレートインし、2日間で5試合を戦いました。
当然のことながら猛者揃いで、なんとか1勝を勝ち取ることができたものの、最終成績は23位でした。
出場できる事自体とんでもない快挙であっても、本人としては悔しい結果となったようです。
次の奮起に期待したいと思います。
12月24日・25日に第13回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会にクライミング同好会の学生が出場しました
12月24日(土)・25日(日)に、埼玉県加須市民体育館で開催された第13回全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会に、クライミング同好会の機械システム系3年の松永遥斗くんと機械システム系2年の渡邉颯大くんが、岡山県男子代表として出場しました。
この大会への出場権は、6月18日(土)に開催された岡山県予選会にて上位の成績を収め獲得しました。
結果としては、男子94人中、松永くんが63位、渡邉くんが56位の成績を収めました。
苦手なホールドの処理ができなかったりなど、思うような登りができず、悔しさをにじませる場面もありました。
しかし、これまでに経験したことのないホールドや壁の形状での競技ということもあり、競技終了後にワクワクしながら楽しむことができたと語ってくれました。
楽しみながら競技ができることも重要なことですので、ふたりの成長を感じました。
今年も津山市をはじめ多くの方々から、ご支援とご声援をいただきました。
この場を借りて厚くお礼を申し上げます。
今後もコーチ方々のご協力をいただきながら、クライミング同好会一同精一杯頑張ってまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
写真は、会場前での二人(上段)と、競技中のようす(下段)で左が松永くん右が渡邉くんです。
12月22日にキャリアマネジメントの授業において企業講演がありました
12月22日(木)1・2限目のキャリアマネジメントの授業において、機械システム系4年生向けにオンライン形式の企業講演がありました。
講師に構造解析の専門家としてご活躍のYSコーポレーション代表の正司康雅技術士をお迎えし、ものづくりとは何か、ものが壊れる仕組み、CAEの役割と技術、そして技術者倫理などを、ご自身の豊富な経験を例にわかりやすく説明いただきました。
また、世界一緩まないナットの開発や、投稿された論文の内容についても紹介がありました。
学生からも活発な質問があり、大変有意義な授業となりました。
写真は、講演のようすです。
なお、本講演は、「ちゅうでん教育振興助成」の支援を受けて行われました。
12月21日から推薦入試出願書類の受付が始まりました
12月21日(水)~1月5日(木)の期間で、推薦入試出願書類の受付が始まりました。
この入試は、来年度に総合理工学科1年生として入学する学生を募集するものです。
志願状況については、「推薦入学の志願状況」に掲載しております。
12月20日に労働安全衛生規則第15条に基づく「産業医による職場巡視」を実施しました
津山高専では、教職員の安全意識の向上と職場環境の改善に取り組んでいます。
労働安全衛生規則第23条に基づき、毎月1回安全衛生委員会を開催し、その後、安全・衛生という観点で各職場の巡視を行っています。
通常業務時や災害発生時の事故の未然防止も、その目的の一つです。
今月の20日(火)に、今年度第9回目の職場巡視を実施しました。
今回の巡視は、「第1共通実験室ならびにA・B講義室」において行われました。
巡視の結果、実験室の整理棚上に材料や部品が入った箱などが置いてあり、落下する危険性があるので、適切な場所への移動や片付けするよう関係者に依頼しました。
このように定期的に巡視することで事故等を未然に防ぎ、危険を予測し不要物の撤去を依頼するなど、教職員の安全で衛生的な活動場所を確保しながら、お互いに安全意識を高める努力をしています。
12月19日~25日に本科生が日タイ学生ICTフェア2022に参加しました
12月19日(月)~25日(日)に、江見 心さん(先進科学系2年)と岡田 七海さん(先進科学系3年)が、タイ王国プリンセスチュラポーン・サイエンスハイスクール(PCSHS)チェンライ校で開催された日タイ学生ICTフェア2022に参加しました。
新型コロナウイルスの影響により、本校からは3年ぶりの参加となりました。
日タイ学生ICTフェア2022は、タイ教育省、タイ基礎教育委員会、PCSHSと優秀学生科学教育事務局により主催され、タイ王国の高校生174人と日本の高専生および高校生52人が集まりました。
江見さんと岡田さんは、"Maker-less Motion Capture for Human Body Using Azure Kinect"と題するポスター発表と口頭発表を行い、高く評価されました。
詳細は、Thailand-Japan Student ICT Fair 2022 (TJ-SIF 2022)のウェブサイトをご覧ください。
12月19日に日タイ学生ICTフェア2022に出発しタイ王国PCSHSチェンライ校に到着しました
日タイ学生ICTフェア2022(12月20日(火)~24日(土))に参加するため、教員2名と学生2名が、12月19日(月)に岡山空港を出発し、タイに到着しました。
日タイ学生ICTフェアでは、タイ王国プリンセスチュラポーン・サイエンスハイスクール(PCSHS)の国際交流を目的として、タイ教育省基礎教育委員会(OBEC)が日本のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)や高専を招聘して、ICT/IoT分野における研究活動の成果発表が行われます。
今回はオンラインと現地のハイブリッド形式による開催となり、本校からは学生2名と教員2名が現地で参加します。
一行はバンコクを経由して、会場であるPCSHSチェンライ校に到着しました。
現地では、12月21日(水)から、オープニングセレモニーが行われ、学生が研究活動の成果を発表したり、ICTに関するワークショップやフィールドトリップの参加を通じて、国際交流を行ってきます。
12月17日・18日にバレーボール部(男子・女子)がバレーボール新人大会美作地区予選会へ参加しました
12月17日(土)・18日(日)に、「令和4年度岡山県高等学校男女バレーボール新人大会美作地区予選会」が、男子は津山工業高校、女子は津山高校を会場とし開催され、本校からは男子チームと女子チームが参加いたしました。
12月17日(土)・18日(日)の二日間にわたって、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。
男子チームは、予選リーグを2勝1敗で決勝トーナメントに勝ち進みました。
決勝トーナメントは予選を勝ち抜いた6チームで競われ、見事準優勝することができ、来年1月に予定されている県大会に出場することになりました。
女子チームは、人数の都合により、真庭高校との合同チームで参加しました。
本校からは1年生2名(写真の6と7番の選手)が、試合に出場しました。
写真は、本校選手がサーブを打つ瞬間です。
女子チームは、大会初日の予選Aグループでは美作高校・津山高校にそれぞれセットカウント0-2で敗れ、グループ3位という結果でした。
続く大会2日目の決勝トーナメント戦で、予選Bグループ2位の津山東高校と対戦しました。
この試合では善戦し接戦となったものの、セットカウント1-2(25-17、20-25、21-25)で惜敗しました。
12月17日に10回目のジュニアドクター育成塾(第5期)を開催しました
12月17日(土)に、5期生を対象にした第10回目のジュニアドクター育成塾を実施しました。
ジュニアドクター育成塾は、科学技術分野に高い意欲や突出した能力を持つ小中学生を発掘し、数理・情報分野の学習を通じてその能力を伸ばす体系的な取り組みです。
今回は、機械システム系の西川准教授と山田准教授の指導で、「CAD・CAM/3Dプリンタ/組み立て(1回目)」を学びました。
「CAD・CAM/3Dプリンタ/組み立て」では、計2回の講座を通して、3D-CADを用いた竹とんぼの設計、3Dプリンタによる造形、最後に学習内容のレポート提出を行い、設計から製作までの流れを学習します。
第1回目となったこの日は、初めに3D-CAD設計ソフトであるSolid worksの操作を通して、ものづくりの基本的な仕組みや考え方を学び、続けて竹とんぼの設計を行いました。
続けて、吉富シニアメンターによる探究活動では、第二段階プログラムの内容説明および選抜方法について説明しました。
また、ワークショップでは、自励振動現象の楽しさや恐ろしさを学んだ後、自励振動を利用した理科玩具(キツツキ)を工作しました。
工作では、ばねの太さや長さ、おもりを変えて振動現象の様子を確認しました。
写真は、3D-CADで竹とんぼの設計をする受講生(上段)と、ワークショップ(下段)のようすです。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
12月17日に岡山県立津山高校にて開催された図書委員交流会に参加しました
12月17日(土)に、岡山県立津山高校にて開催された図書委員交流会に参加しました。
津山高校図書委員5人、美作大学図書館ボラティア2人、津山高専図書委員3人が参加しました。
各校の図書委員がお互いの自己紹介をしたのち、図書に関する情報交換をしました。
お互いに違う環境を知ることができ、楽しい会となりました。
写真は、自己紹介文を書いているところです。
12月17日に津山市立清泉小学校にて「びっくり極低温実験」の出前授業を実施しました
12月17日(土)に、津山市立清泉小学校にて「びっくり極低温実験」の出前授業を実施しました。
液体窒素に風船を漬けたり、原田研究室の学生が作製した超伝導体が磁石の上に浮上する様子を見るなどして、低温の不思議な現象にびっくりしていました。
特に液体窒素で凍らせたマシュマロは、食感が良く大好評でした。
写真は、超伝導体上に磁石が浮上している様子を不思議そうに見ているところです。
保護者の反応も良く、楽しい授業となりました。
12月16日に「第26回全国高校生創作コンテスト」の表彰式が行われました
國學院大學・高校生新聞社主催「第26回全国高校生創作コンテスト」で、2名の学生が入選しました。
さらに、団体賞として特別学校賞もいただき、12月16日(金)に本校校長室において表彰式が行われました。
○現代詩の部 入選
情報システム系3年 杉野 迅 「ガラス瓶」
○短篇小説の部 入選
1年 尾崎 加周 「肉の夢」
○団体賞 特別学校賞
杉野さんの詩は、答えの見つからない問との格闘を、独自の視点とことばでつづったものです。
杉野さんは1年次にも入選しており、2度目の受賞となりました。
尾崎さんの小説は、肉に魅了された主人公のあくなき冒険を描いたものです。
「まさか受賞するとは思わなかった」そうですが、発想力と表現力が光る作品です。
さらに、団体賞は文部科学大臣賞1校、特別学校賞2校の3校のみとなっており、そのなかの1校に選ばれたことは、非常に光栄なことです。
本コンテストへの応募は、国語の課題の1つとして取り組んでおり、ここ数年は連続して入選・入賞者が出ています。
今回の受賞は、そのような実績も評価されたのではないかと考えています。
真摯に創作活動に取り組んでくれた学生の皆さんに、お礼を言いたいと思います。
12月16日に本校学生が令和4年度岡山県高校生議会へ参加しました
12月16日(金)に、岡山県庁にて「令和4年度岡山県高校生議会」が開催されました。
本議会では、高校生年代の生徒・学生が議員役となり、岡山県庁の各委員長に県政に関する質問をし、その答弁を求めます。
岡山県の17校から67名の生徒・学生が参加しており、本校からは大西美碧さん、岡本沙和さん、佐故京咲さん、室井美優さん(いずれも1年1組)の4人が参加しました。
4人は、事前に岡山県庁の担当者の方と繰り返し打ち合わせをし、議会での質問内容や読み上げ文章などを練り上げました。
議会本番では、岡本沙和さんと室井美優さんが質問者となり、豊かな農林の設備や林業分野におけるIoTの活用に関する質問を、岡山県庁の農林水産委員長に問いました。
さらに、大西美碧さんは議長を務め、議会を円滑に進行させていました。
12月15日に津山高専技術交流プラザ会員企業への津山高専教員の研究内容紹介を実施しました
12月15日(木)に、津山高専技術交流プラザ会員企業の皆様へ、津山高専教員の研究内容紹介を実施しました。
これは、これまで研究室訪問という形で行っていたものを、(新型コロナウイルス感染症対策の一環として)狭い研究室での実施を避けるために、実施形態を変更して開催したものです。
年末の慌ただしい時期の開催となってたなかで、多くの皆様に聴講いただきました。
参加いただきました企業の皆様には、心よりお礼を申し上げます。
今回は、守友博紀 講師(先進科学系)、山田貴史 准教授(機械システム系)、山本綱之 准教授(電気電子システム系)、森理也 准教授(情報システム系)の教員4名の研究内容紹介でした。
まず、香取地域共同テクノセンター長から挨拶があり、その後、各教員の研究内容紹介がありました。
守友講師は、有機化合物や金属錯体をベースとした発光材料の開発が専門であり、現在「合成した発光性の材料を、粘土鉱物のような無機層状化合物の層間スペースやナノエマルション(ナノ油滴)の中へ包含させて、ハイブリッド材料へする」ことで、デバイス応用や生体イメージングへの応用を目指しているとの紹介がありました。
化学系の研究の紹介が津山高専では初めてだったこともあり、参加者全員が興味を持って聞かれていました。
山田准教授は、流体工学が専門でありながら歯学関係の勉強もされた経験もあり、「気流に関する実験や解析」のみならず、「入れ歯やマウスピースの中に種々のセンサーを埋め込むことにより、健康管理を簡便にすることができないか」など、Well-beingに関する研究をされているとの紹介がありました。
気流に関する研究の事例紹介として、プラズマを発生させるとその部分の気体の流れが変化する様子の動画には、多くの参加者が興味を持たれていました。
山本准教授は、無線電力伝送が専門であり、その分野の歴史や将来性についての説明がありました。
この分野が20世紀後半に「宇宙で太陽光発電したエネルギーを地球に伝送する」ことを目的に始まったこと、今後は電気自動車への給電システムなど、多くの分野に利用される技術であるとの説明がありました。
このような最先端の研究がなされていることに、「非常に楽しみだ」という感想をくださった参加者もおられました。
森准教授は、「脳波を検出して、コンピュータや外部機器をリアルタイムに制御する」ことを目的とした研究をしているとの紹介がありました。
そして実際に脳波をどのように取得するのか、取得する脳波がいかに微弱であるか、その微弱な信号をどのように処理するのかなどのていねいな説明がありました。
この分野の情報に接する機会があまりないこともあり、参加者は興味を持って聞かれていました。
研究紹介終了後、参加された企業の皆様に、2020年に新しくなった実習工場の見学をしていただきました。
ちょうど授業中でもあり、学んでいる学生の様子も見ていただくことができました。
写真は上から順番に、香取地域共同テクノセンター長の挨拶、守友講師・山田准教授・山本准教授・森准教授の研究内容紹介、実習工場の見学のようすで、それぞれ右の説明文と対応しています。
12月15日に英語交流会(English Café)を実施しました
12月15日(木)に、英語交流会(English Café)を実施しました。
いつものように、留学生、日本人学生、英語ネイティブ教員2名を招いて、参加者10名の会となりました。
ペアワークによる英会話レッスンに加え、2022年度の振り返り、2023年度の抱負を各自英語で述べ、クリスマスツリーも飾り、和気あいあいとした会になりました。
イベント中は、オールイングリッシュで、レベルの高い会となっています。
日本人学生の中には、海外留学の予定の学生もいて、実践的な会話練習の場になったと思います。
このように、海外留学を考えている学生にお声がけいただければ、事前英語レッスンのよい機会になると思います。
留学生にとっても、自らの英語力を発揮し、新しい経験になったと思います。
この企画は、日本語教育等拠点校の取り組みで、主として3年生以上を対象としています。
次回は、12月22日(木)を予定しています。
12月14日に専攻科生2名が計測制御学会システムインテグレーション部門講演会SI2022にて研究成果を発表しました
12月14日(水)~16日(金)に、千葉幕張メッセ国際会議場(千葉)で開催された計測制御学会システムインテグレーション部門講演会SI2022において、専攻科機械・制御システム工学専攻1年の浅野友貴さんと楢村健太さん(両者とも機械システム系・野中研究室)が、研究成果を発表しました。
発表題目は以下の通りです。
○浅野・野中:「上半身の骨格情報に基づく異常姿勢発見アルゴリズムの提案」
(概要)介護見守りシステムの開発における老人や病人の補助を目的とした転倒判別に関する研究です。
○楢村・野中:「4脚式ロボットのCPGを用いた周期遷移手法の検討」
(概要)近年急速に実用化とともに普及し始めた4脚式ロボットの歩行生成に関する研究であり、将来的に廃炉や災害現場といった人の活動ができない環境での調査・救助活動を期待するものです。
このSI2022学会は毎年、人間・社会・人工物が関わるさまざまな分野における俯瞰的システムインテグレーションをテーマとして、産官学の研究者・技術者が集結して当該分野に関連する講演発表および討論を行うものです。
本講演会がカバーする領域は、ロボット、防災・減災、医療・福祉、環境、メカトロニクス、人間機械系、情報・メディア、セキュリティ、バイオ、エネルギ、システム論など多岐にわたります。
今年は、3年ぶりの現地開催となり、千葉幕張メッセという大きな会場でのポスターセッションとなりました。
学生は初めての大舞台であったなかで、大学生や教授・専門家らを相手にしっかり自身の研究を解説した上で質疑に応え、さまざまな指摘にも真摯に傾聴し議論をすることができていました。
発表を終え達成感に満ちた様子から、大きな自信に繋がるとともに大いに刺激を受けたものと思います。
学術的かつ熱く真剣な取り組みへの面白み深みに触れたことで、今後さらに研究の発展への寄与と将来社会で活躍するための有意義な成長をしていくことと期待しています。
12月14日にタイ留学生による母国の紹介と学生アンバサダーによる活動紹介が行われました
12月14日(水)のロングホームルームで、1年生のタイ留学生2名によるタイについての発表と、学生アンバサダー1年生による活動 紹介が行われました。
今年度入学したタイ留学生2名が、 日本語学習の成果報告と日本人学生の国際理解を兼ねて、1年生各クラスで「タイの昔の遊び」と「タイの人気ファッション」というテーマで、それぞれ発表を行いました。
質疑応答の時間では、日本人学生から多くの質問があがり、大変盛り上がったようすでした。
タイ留学生の発表と並行して、学生アンバサダー活動についての紹介も行われました。
今年度から加入した1年生による発表で、活動内容について、自分たちの感想など入れながらスライドを用いて3名の日本人学生が発表しました。
同級生による活動発表を、全員熱心に聞いていました。
写真は、タイ留学生(上段)と学生アンバサダー(下段)との発表のようすです。
12月13日に「合同研究発表会2022オンライン」を開催しました
12月13日(火)に、本校の海外協定校である中国の大連東軟信息学院と中四国地区高専の学生が研究発表を行う「合同研究発表会2022オンライン」を開催しました。
この発表会は、例年本校の海外協定校へ渡航し実施しておりますが、今年度も昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響により渡航を中止し、オンラインでの開催となりました。
大連東軟信息学院から15名、中四国地区高専からは16名(津山13名、広島1名、徳山2名)の各高専学生が参加しました。
発表は3チャンネルに分かれて、高専の参加者は英語で、大連東軟信息学院の参加者は英語または日本語で、研究発表を行いました。
専門的な発表だけでなく語学や国際交流についての発表も行われ、参加した学生や教員は、さまざまな分野の発表に興味深く耳を傾け、質疑応答も活発に行われました。
各チャンネルの発表終了後、学生交流として若者のトレンド情報や自動車の自動操縦についてのスピーチを行いました。
オンラインでの開催で交流も限られたものになったものの、参加した学生にとって良い経験になったようです。
また、本校では本科1・2年生の「国際交流Ⅰ」履修学生が発表会を聴講し、とても刺激を受けたようです。
今回の開催にあたりまして、ご尽力いただきました大連東軟信息学院の先生方をはじめ、中四国地区高専の皆様に、厚くお礼申し上げます。
一日でも早く新型コロナウイルスが収束し、また学生同士が往来できるようになり、より活発な交流が再開できることを祈っております。
写真は、本校学生が研究発表をしているようす(上段)と集合写真(下段)です。
12月13日に毒劇物取扱講習会を実施しました
12月13日(火)に、学生・教職員の安全意識向上を目的とした毒劇物取扱講習会を実施しました。
毒劇物を使用する学生および教職員31名が受講しました。
毒劇物に関して知識豊富な先進科学系の廣木准教授(※)を講師に、毒劇物の取扱いについて、法令の解説、保管する際の施錠管理、MSDS(Material Safety Data Sheet:化学物質等安全データシート)の活用および防護メガネ・手袋を使用するなど、具体的かつわかりやすい説明をしていただきました。
このように各種講習会を実施することにより、事故等を未然に防いだり、危険を予測して行動するなど、学生・教職員の安全意識を高める努力をしています。
※毒物劇物取扱責任者(応用化学に関する課程を修了した者)
12月13日に情報システム系2年生がSTEAM教育を体験しました
12月13日(火)に情報システム系2年生を対象に、外部講師をお招きし、STEAM(Science,Technology,Engineering,Mathematics)教育を次のテーマで実施しました。
「STEAMのアートって?:対話型鑑賞と光空間のプログラミング」
パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社ソリューション開発部 渡邊健太様(ほか6名の方)
米子工業高等専門学校 総合工学科(電気電子部門)田中博美先生
この授業では、パナソニックが開発したIoT照明「ILLUMME」に、「プログラミング」と「対話型鑑賞」を組み合わせた感性を軸とした創造的な学びのプロセスを学びます。
また、プログラミング技能を学ぶだけでなく、ILLUMEと身の回りの素材を組み合わせた創作活動を通し、創造性を育むスパイラルアップ(想像→創造→遊び→共有→振り返り→想像→・・・)を体験することができます。
さらに対話型鑑賞では、一枚の絵画に対して「見る」「考える」「話す」「聞く」というプロセスを通じて自身の感性を言語化し、他の学生との感じ方の違いは、その場にいる全員のものの見方を豊かにすることを学び、感性の言語化に自信を持った状態で創作活動に入っていきます。
創作活動では、各グループがランダムに選択した二つのキーワード(動き・感情)をもとに作品のコンセプトを決定し、光の空間で表現するための作品制作を行っていきました。
抽象的なキーワード(例えば、飛び跳ねる、回る、映える、ブラボー)から、さまざまな想像を膨らました学生たちの想像力、そして作品として形に表す創造力・表現力にとても驚かされました。
制作後は、各グループによる制作プレゼンテーションが行われ、作品のコンセプトや挑戦したことなどを、対話型鑑賞によりクラス全体で共有しました。
写真は上から、創作中のようす、学生たちの作品(3点)、制作プレゼンテーションのようすです。
12月12日に専攻科の先端技術特別講義を実施しました
12月12日(月)に合併教室で、講師の先生をお招きして、本年度第7回目の先端技術特別講義を、次のテーマで実施しました。
「ネットワークセキュリティとプライバシ保護技術」
兵庫県立大学大学院 情報科学研究科 田中俊昭 先生
兵庫県立大学大学院 情報科学研究科の説明に引き続き、ネットワークでの「暗号化の仕組み」について講義をしていただきました。
まず「暗号化の仕組み」を理解するための知識として「暗号技術」について説明いただき、その後「認証方式」「生体認証」の技術について順を追って講義していただきました。
さらに、暗号化の社会実装の例として、SSL/TLS、シングルサインオン、拡張認証プロトコル(EAP)、 人工物メトリクスなどを紹介くださいました。
参加した専攻科生は、普段から使いなれているネットワークの認証に関する技術を、改めて確認していました。
質疑応答では、学生から安全性と利便性という視点で質問があり、講師の先生から応答いただく場面で講義が終了しました。
インターネットやコンピュータを安心して使い続けるため必要不可欠である認証技術について、短時間で専門でない者にとってもわかりやすく説明していただきました。
最後になりましたが、田中先生にお礼申し上げます。
12月11日に開催された「第27回つやまロボットコンテスト」にタイチームが参加し特別賞を受賞しました
12月11日(日)に津山市総合体育館で行われた「第27回つやまロボットコンテスト」に、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校の学生2名、TanくんとPunくんが参加しました。
予選リーグでは「2勝 負けなし」の結果だったものの、総得点数の差でリーグ2位となり、惜しくも予選敗退となってしまいました。
しかしながら、最終的にアイデア賞を受賞することができました。
タイチームのロボットJimmyPTは各チームの注目を浴び、たくさんの参加者と交流することができました。
優勝したチームの方からは、もっとパワーのあるモーターを使った方がよいなどアドバイスをいただき、真剣な表情で聞き入る二人の姿が印象的でした。
タイチームの紹介では、学生アンバサダーが、事前にナレーションを英語から日本語に翻訳したものを動画に合わせて読み上げるなど、大活躍してくれました。
タイ人留学生が通訳として参加してくれ、Punくんは昨年も選手に選ばれながらオンラインでの参加となり、今年は来日して参加できた喜びと感謝の気持ちを述べていました。
新型コロナウイスル感染症の影響でタイチームの津山での参加は3年ぶりでしたが、大変充実した時間を過ごすことができたと思います。
今回の参加にあたり、多くの方々に大変お世話になりました。
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
12月11日にロボット技術研究部が第27回つやまロボコンに参加しました
12月11日(日)に津山総合体育館にて、第27回つやまロボコンが開催され、本校ロボット技術研究部から3チームが参加しました。
今年の競技課題は「めざせパーフェクト!走って!積んで!陣取りロボコン」であり、フィールドに設置されたアイテム(カップ)を把持し、スポットに差し込んだ数を競うものです。
コロナ禍のなか、限られた活動時間でのロボット製作のため、3チームとも入賞には至りませんでしたが、アイデア創出から製作までの一連の過程は、貴重な経験となりました。
また、本大会は、タイ国・プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールやジュニアドクター育成塾、本校卒業生をはじめ、県内外から47チームが参加しました。
写真は上から、開会式、プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールとの競技のようす、サービスロボットの実演イベント、そして、ロボット技術研究部一同の集合写真です。
競技結果の詳細は、つやまロボコン公式ページをご覧ください。
12月11日に弥生町町内会の餅つき行事に本校留学生5名と学生アンバサダー5名が参加しました
12月11日(日)に行われた弥生町町内会の餅つきに、本校留学生5名と学生アンバサダー5名が参加し、地元町内会の方々との交流をしました。
地元の住民や子供会と一緒に餅をついて、つきたてのお餅をきな粉餅などにして和気あいあいと食べました。
地元の方々や学生アンバサダーにとっては国際交流に、留学生にとっては日本文化の理解を深める大変良い機会となりました。
餅つきのあとも、子供会の子供たちと一緒に遊ぶなど、終始楽しそうでした。
12月11日にジュニアドクター育成塾チームが「つやまロボットコンテスト」に参加しました
12月11日(日)に、津山総合体育館で「つやまロボットコンテスト」が開催され、本校ジュニアドクター育成塾の第2段階プログラム塾生による2チーム(各3名)が、「小中学生の部」に出場しました。
今大会は、赤色と青色のプラカップを貼り合わせた「アイテム」を用いての陣取り合戦がテーマで、予選として2回の競技実演が行われ、得点合計上位4チームが決勝トーナメントへと選出される方式でした。
ジュニアドクターAチームは予選Cリーグに出場しましたが、アイテムをつかむことに苦労し、残念ながら0勝1敗1分けでした。
写真上段がAチームの試合中のようすで、フィールド上のアイテムをつかもうとしているところです。
ジュニアドクターBチームは予選Bリーグに出場し、2勝0敗0分けだったものの、惜しくも得失点差で決勝トーナメントに進出することはできませんでした。
写真下段がBチームの試合中のようすで、つかんでいるアイテムをスポットへ運んでいるところです。
この後、アイテムをひっくり返しながらスポットに差し込むことで得点を重ね、勝利をしました。
この機構が評価されたのか、幸いなことに、アイデア賞を受賞しました。
以上のように、今大会でも好成績を残すことができました。
12月10日に公開講座「little Bits(リトルビッツ)を用いて、電子工作・プログラミングの基礎を学ぼう!」を開催しました
12月10日(土)に、本校の第1共通実験室にて、公開講座「little Bits(リトルビッツ)を用いて、電子工作・プログラミングの基礎を学ぼう!」を開催しました。
参加した小学生の皆さんは、担当教員(電気電子システム系西尾教授)の話を真剣に聞きながら、電子工作やプログラミングの基礎を学びました。
左の写真は、リトルビッツのなかに入っている電子回路をつないで、電子工作を行っているようすです。
補助学生に教わりながら、楽しく作業を行っていました。
12月10日にたたら製鉄公開実験が開催されました
12月10日(土)9:00から16:00まで、たたら製鉄公開実験が、津山高専総合理工学科南館南側広場にて開催されました。
これは砂(砂鉄)から鉄の塊をつくる実験で、講師には東京工業大学名誉教授の 永田和宏 先生をお招きし、多くの学生有志によるサポートで行いました。
実験開始にあたり、まずは、安全上の確認と鉄ができる過程の説明が、講師より行われました。
次に、鉄をつくるための“炉”の製作を始めます。
耐火レンガで組んだ炉の中に、木炭を細かく砕いたものを敷き詰め、羽口(空気を吹き込む穴)をセットしたら木炭に火をつけ、いよいよ実験が本格的に開始となりました。
送風機で羽口から空気を吹き込むことにより火力を上げ、さらに炉内温度を上げるために、高さが1.3m位になるまでブロックを積み上げます。
炉を十分に余熱したところで、砂鉄と木炭を交互に入れていきます。
砂鉄を投入してから、適当なタイミングでノロだしを行います。
“ノロ”とは近代製鉄で言うところのスラグのことで、砂鉄に含まれていた不純物をここに集めて取り出すことにより、純度の高い(不純物の少ない)鉄の塊を炉の中に残すことができます。
ノロだしを行った後は、ケラ(鉄の塊)を取り出す準備を始めます。
送風機の出力を下げて徐々に炉の温度を下げていき、炉を壊して中にあるケラを取り出します。
今回の実験は天候にも恵まれ、多くの方が見学に訪れてくださりました。
取り出したケラはハンマーで叩いて、ノロや木炭の燃え残りを取り除きます。
今回は20キロの砂鉄から8キロのケラが得られ、大成功のうちに実験を終了することができました。
12月9日に留学生オンラインイベントを実施しました
12月9日(金)19時~20時半に、留学生オンラインイベントを実施しました。
このオンラインイベントは、中四国を中心とした高専留学生の横の連帯をはかるものです。
今回は、弓削商船高専5年生チンギスくんによるチームラボ/team Lab就職への道、熊本高専4年生ソウくんによるインターンシップ体験報(ZOZOTOWN/TDCソフト)でした。
参加した留学生からは、インターンシップに参加するきっかけにもなった、日本で仕事をするという選択肢が増えたという声がありました。
また、頑張っている留学生の話を聞いて、刺激を受けた留学生も多かったようです。
9高専18名が参加し、本来の目的である横の連携が深まったように思います。
次回は、12月16日(金)を予定しています。
12月9日に "After School English" を開催しました
12月9日(金)に、"After School English"を開催しました。
今回は、倉敷芸術科学大学との留学生との交流企画で、倉敷芸術科学大学からアメリカ・スリランカ出身の留学生2名が参加しました。
また、つやまロボコンに参加するため来日した海外チーム"Princess Chulabhorn Science High School Buriram"も、ゲストとして参加してくれました。
イベントでは、本校の学生アンバサダーの4年生が司会進行を務めました。
まず、留学生の自己紹介から始まり、その後4グループに分かれて、今回の企画「マジョリティゲーム(多数派ゲーム)」を英語で行いました。
各グループごとに、留学生に積極的に質問している様子もみえて、イベントは大変盛り上がった様子でした。
また、クリスマスツリーの飾りつけもゲストの留学生と一緒に行い、少し早めのクリスマスパーティーとなりました。
次回の"After School English"は、来年1月にも予定しております。
今年度最後のイベントとなるので、興味のある方はお気軽に参加ください。
12月8日につやまロボコンに参加するタイの学生および教員が来校しました
12月8日(木)に、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校の学生2名と教員1名が、「第27回つやまロボットコンテスト」に参加するため来校しました。
本校到着が深夜だったため翌朝校長室を訪問し、岩佐校長と懇談しました。
AI通訳機ポケトークを使っての会話は大いに盛り上がり、3年ぶりに来日してロボコンに参加できる喜びと意気込みを、熱く語ってくれました。
その後、化学実験室、実習工場、マルチパーパスルーム(生物)を訪れました。
説明を聞きながら、とても興味深そうに見学して回りました。
1-1英語Ⅰの授業では学生と楽しく交流を深め、2-E電気電子回路の授業ではタイ人留学生の通訳のもと演習問題にも取組み、貴重な体験をすることができました。
放課後には7名のタイ人留学生と歓談した後に、"After School English"にも飛び入りで参加し、倉敷芸術科学大学の留学生や津山高専の学生たちと英語を使って楽しく交流することができました。
各所でアテンドしてくれる学生アンバサダーのお陰もあり、充実した1日を過ごすことができました。
12月7日にタイ王国ブリラムにて学生らが国際研究発表と化学実験教室を実施しました
タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール(PCSHS) 科学技術研修に参加した学生らが、12月7日(水)午前中、国際シンポジウムで発表しました。
発表では、専攻科生1名と本科生6名が、たくさんのタイ生徒に囲まれ、活発に議論しました(写真あり)。
分野も化学・生物・数学・機械工学などバラエティー豊かで、発表タイトルは、以下のとおりです。
○Yuta Watanabe, Kazuaki Hiroki "Syntheses, processability and properties of PEDOT-SELFTRON hybrid polymers"
○Soichiro Miki, Kazuaki Hiroki"Relationship between bubbles and mechanical strength in high-strength hydrogels containing CNF"
○Haya Munemoto, Syunma Matsuo, Norito Shibata "Analysis of regeneration of planarian intestinal cells labeled with fluorescence beads"
○Atsushi Tsuda, Shuto Yamamoto, Kosuke Hayashi, Ryuta Ushimaru, Ryusei Fukui, Takanobu Maezawa "Study on the changes and status of American crayfish populations"
○Jumpei Hayashi, Osamu Matsuda "The electronic structure of atoms in D-dimensional space"
○Kiyori Ikeda, Yuduki Mika "A day of our lives as girls majoring in mechanics"
同日午後、先進科学系の学生5名は、廣木准教授の化学実験教室のアシスタン ト、機械システム系の学生2名はタイ語講座に参加しました。
実験教室のテーマは「ゲル」で、プルプルやコリコリのハイドロゲルを実際につくって、物質の構造と強度とについて考えました。
難しいテーマながら、体験重視で盛り上がりました(写真あり)。
その後、全員合流してタイ舞踊(写真あり)やタイ料理の教室に参加 しました(写真あり)。
前日にはパノムルン遺跡見学など観光もあり、充実した日々を過ごしました(写真あり)。
三年ぶりに訪れたPCSHSブリラム校ですが、例年以上の大歓迎に感謝感激で した。
新型コロナウィルス感染症については、万全の備えで臨んだため、健康不良を一人も出さずに、12月11日(日)全員無事帰国しました。
写真は上から、研究発表、実験教室、タイ舞踊、タイ料理教室、遺跡見学のようすと集合写真です。
12月7日に1年生対象の性教育講座を実施しました
12月7日(水)に、1年生を対象として性教育講座を実施しました。
岡山県健康づくり財団健康づくり総合センターの岸本寿男先生を講師にお招きし、「思春期の性と健康~性の健康を守って人生を輝かせるために~」をテーマに、エイズをはじめとする性感染症の全国や岡山での現状と予防について、豊富なデータをもとにわかりやすく講義していただきました。
本年度は特に増加してきている梅毒について、歴史的背景や、予防・確認・治療など具体的な話に重点が置かれました。
さらに思春期の過ごし方として、心と体の変化を受け入れ、相談できる人間関係づくりや互いを尊重する人間関係作りなどについても、具体的なお話しいただきました。
学生は、メモを取りながら熱心に受講し、感染症について「正しく知ることの大切さ」「自分を守り、他に迷惑をかけない」ことなどを、改めて理解することができました。
12月6日・7日に「津山高専技術交流プラザ企業PR会」が開催されました
12月6日(火)・7日(水)に、津山高専の学生に地域企業の事業内容・製品・技術などを知ってもらうこと、また学生に将来を考えるきっかけを与えることを目的に、岡山県北をはじめ県下の製造業企業などで構成された津山高専技術交流プラザによる「津山高専技術交流プラザ企業PR会」が開催されました。
企業PR会は今年は2日間の開催となり、津山高専技術交流プラザ会員企業120社のうち57社が出展し、新型コロナウイルス感染防止に努めながら開催いたしました。
各社は、開設した各ブースで事業内容の説明のほか、それぞれが用意した製品や材料などの展示品や動画を用いて、各社が売りにしている物や技術などを紹介していました。
会場となった第二体育館では、2日間でのべ380名の学生が、興味のある企業のブースへ行き、担当者からの説明を熱心に聞いていました。
出展いただきました企業の方々および関係者の皆様に、深くお礼申し上げます。
12月5日にタイ科学技術研修に出発しました
12月5日(月)から11(日)の旅程でタイ科学技術研修が行われ、教員2名と学生7名が、12月5日(月)に成田空港を出発しました。
ここ2年間はオンラインでの実施でたが、今年は久しぶりの現地開催となります。
一行はバンコクを経由して、ブリラム県プリンセスチュラポーンサイエンス高校を訪問してきます。
現地では、国際シンポジウムでの学生発表、廣木准教授による科学実験教室(学生は助手)、田村助教による特別講義を通して、国際交流を行ってきます。
12月5日に専攻科の先端技術特別講義が実施されました
12月5日(月)に合併教室で、専攻科の本年度第6回先端技術特別講義が、ボランティアレクチャーとして実施されました。
講師は備商株式会社の方々で、次のテーマで講演されました。
「働きやすさと働きがい」
備商株式会社
代表取締役社長 上野 雅史 様 ほか3名
はじめに上野さまから、テーマのなかにある「働きやすさ」と「働きがい」の違いについ、て会社紹介を兼ねてご説明いただきました。
「働きやすさ」とは働く者に会社が提供するもの、「働きがい」とは働く者が創り出すものであること、多様な人間関係の中で組織として成果を出し成長していくためには、仕事をやりやすくするための工夫が、与えられた仕事を達成することで自己実現を図ることが、双方でそれぞれなされていることを実例を交えながらお話いただきました(左の写真)。
その後、総務・人事の立場から白神さまと得納さまからは、それぞれの立場で仕事に向き合う姿勢について経験談を交えてご紹介いただきました。
最後に、本校卒業生である流羽さまから、配属された部署でのお仕事の様子や自身の就活での会社選択と現在の思い、在校生へ伝いたいことのお話をいただきました。
質疑応答では、複数の学生から踏み込んだ質問があり、盛況に講演会を終えることができました。
備商株式会社の皆様、そして本講演会を準備くださいましたつやま産業支援センターの皆様に、厚くお礼申し上げます。
12月3日に9回目のジュニアドクター育成塾(第5期)を開催しました
12月3日(土)に、5期生を対象にした第9回目のジュニアドクター育成塾を実施しました。
ジュニアドクター育成塾は、科学技術分野に高い意欲や突出した能力を持つ小中学生を発掘し、数理・情報分野の学習を通じてその能力を伸ばす体系的な取り組みです。
今回は、電気電子システム系の西尾教授とその研究室の学生の指導の下で、「電子回路実験~無安定マルチバイブレータによるLED点滅~」講座で、電子回路の基礎を学びました。
まずはブレッドボードの使用方法を学び、電気回路の作製方法を理解し、次にLED点灯回路について学び、その回路を作製しました。
さらに、無安定マルチバイブレータを用いたLED点滅回路を作製し、その仕組みを学習しました。
最後に、電気回路を構成するLED、トランジスタ、キャパシタ、抵抗などの電子部品についても学習し、電気回路の基礎を身につけました。
続けて、茨城高専佐藤誠先生を講師としてお招きし、「論文の書き方」の講義と「黒板チョロQ―磁石のちから―」をテーマに、ワークショップを実施していただきました。
ワークショップでは、チョロQに永久磁石を装着した工作を行い、水平にしたホワイトボードを走らせることで、磁石の働きについて学びました。
また、「ベンハムのコマ」のワークショップも実施し、これらの講義をとおして、身近なところにたくさん隠れている“不思議”について、「なぜだろう?」と思う気持ちを大切に、観察・実験・考えることの大切さを学びました。
写真は、電子回路実験を学ぶ受講生(上段)と、ワークショップ(下段)のようすです。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
12月3日に公開講座「たたら製鉄公開実験 イチから鉄を作ろう【座学~安全講習・化学反応について~】」を開催しました
12月3日(土)に、本校の情報マルチパーパスルームにて、公開講座「たたら製鉄公開実験 イチから鉄を作ろう【座学~安全講習・化学反応について~】」を開催しました。
公開講座では、化学反応について、鉄にかかわる基礎知識や鉄の還元プロセスの講習があり、参加者の皆さんは真剣に話を聞いていました。
左の写真は、補助学生の質問に参加者が答えているようすです。
さらに、12月10日(土)に開催される、たたら製鉄実験【実演~たたら製鉄~】で、砂鉄入れなどの体験をする参加者への安全講習も行われました(写真下段)。
参加された受講生の皆さまには、感染症対策にもご協力いただき、お礼申し上げます。
12月2日と5日に成人年齢引き下げに関する講演会を実施しました
12月2日(金)と12月5日(月)に、岡山県消費生活センターから講師をお招きし、3年生を対象とした成人年齢引き下げに関する講演会を実施しました。
2022年4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、消費者トラブルの実例を交えながら、注意すべきことや、トラブルに巻き込まれた際の対処法などをご講演いただきました。
写真は講演会のようすで、講師は消費生活相談員の森様です。
12月1日に入寮説明会を実施しました
12月1日(木)に、来年度の入寮を希望する寮生のための入寮説明会を、多目的ホールにて実施しました。
説明会では、寮務主事代行から寮生に、来年度の入寮選考にかかる手続きや選考基準、例年と異なる点などについて説明がありました。
その後、整理整頓や節電に心がけ、年度末に向けて気を引き締めて生活をするよう注意がありました。
12月1日に英語交流会(English Cafe)を実施しました
12月1日(木)に、英語交流会(English Cafe)を実施しました。
留学生と日本人学生10名が参加し、英語ネイティブ教員2名を招いての会となりました。
ペアワークによる英会話レッスン、英語でのプレゼン発表に対するディスカッションなどすべて英語で行われ、レベルの高い会となっています。
日本人学生のなかには、海外留学予定の学生もいて、実践的な会話練習の場になったと思います。
このように、海外留学を考えている学生にお声がけいただければ、事前英語レッスンのよい機会になると思います。
留学生にとっても、自らの英語力を発揮し、新しい経験になったと思います。
この企画は、日本語教育等拠点校の取り組みで、主として3年生以上を対象としています。
12月1日に地域密着長期インターンシップ発表会を開催しました
12月1日(木)に、地域密着長期インターンシップ発表会を開催しました。
総合理工学科電気電子システム系5年の学生が、本校と包括連携・協定に関する協定を締結している株式会社英田エンジニアリングにて、夏休みから10月中旬まで実施した内容について発表しました。
長期間のインターンシップにおいて、技術者として通用するために必要な職業意識や社会性を身につけること、また、学校で学ぶ知識と実社会で使われている技術との関係や実社会で通用する技術レベルに関する知識を得ることを学習目的としています。
本科5年生および専攻科生を対象として、長期のインターンシップ(4週間程度、140時間程度)を選択科目(2単位)として開講しています。
発表会を通して、学校では学ぶことができない貴重な体験をすることのできたことがわかりました。
この場を借り、お世話になりました株式会社英田エンジニアリングの皆様に心より感謝申し上げます。