11月29日に冬季海外研修キックオフミーティングを開催しました
11月29日(水)に、冬季海外研修に参加する学生のキックオフミーティングを開催しました。
今年の冬季に実施するタイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール科学技術研修に参加の5名、日タイ高校生サイエンスフェア(TJ-SSF)に参加の4名の合わせて9名の学生が参加しました。
まず、岩佐校長から激励の挨拶をいただき、各研修の代表学生から海外研修への抱負など決意表明がありました。
続いて、前澤危機管理対策部会員より危機管理講習が行われ、海外でトラブルに合わないための心構え、トラブルに遭遇した時の対処方法等について説明があり、参加学生は真剣に聞いていました。
本校では、グローバル化に対応できる国際的技術者育成のため、海外派遣プログラムを数多く用意しており、海外へ飛び立つ学生たちを支援しております。
11月29日に中国地区高等専門学校総務課長会議を開催しました
11月29日(水)に、令和5年度中国地区高等専門学校総務課長会議が津山高専で開催されました。
本会議では、本校事務部長による挨拶の後、教職員の労務管理や雇用に係る課題等の議題について、各高専の総務課長により、それぞれの高専の現状をもとにして活発な議論や情報交換が行われました。
その後、国際寮や実習工場周辺の施設見学を行い、各高専の総務課長は本校の状況について理解を深めました。
11月29日から12月2日開催された2023国際ロボット展に出展しました
11月29日(水)から12月2日(土)に東京ビッグサイトで行われた「2023国際ロボット展」において、西川研究室の機械・制御システム工学専攻2年の原田真衣さんと機械システム系5年の鷲田周史くんが「無動力システムを用いた空気圧義手・義指」と題し、研究で取り組んでいる内容を紹介しました。
両学生は、国内外の企業の担当者に対して、実機や資料を用いて説明を行いました。
本展示会は世界最大規模のロボット専門展(今回の来場者数約15万人)であり、高専機構としては初の出展でした。
西川研究室の他に、12高専の研究室が出展しました。
写真は会場や説明を行う学生の様子です。
11月28日に専攻科「進路活動報告会」を実施しました
11月28日(火)に、進路活動準備のため、専攻科1年生を対象にして「進路活動報告会」を実施しました。
この報告会は、毎年この時期に専攻科が独自に開催するもので、進路活動を終えたばかりの貴重な先輩の話や津山高専専攻科の進路に係わる情報を、これから進路活動を開始する1年生に紹介するものです。
報告会では、専攻科2年生の石原 拓馬さん(機械・制御システム工学専攻)(写真上段)と、黒瀬泰基さん(電子・情報システム工学専攻)(写真下段)から、それぞれ就職と大学院進学へ向けての取組や経験談を話してもらいました。
その後、佐伯専攻主任から最近の進路状況や進路活動スケジュールなどの説明がありました。
1年生は、いつも以上に真剣な面持ちで聴講し、質疑応答では多くの質問や、それに答えるかたちで先輩からのアドバイスがありました。
これらの情報を参考にして、今後の進路活動を積極的に展開してくれることを期待します。
11月27日に先端技術特別講義が実施されました
11月27日(月)に合併教室において専攻科の第5回先端技術特別講義を、次のテーマで実施しました。
「医用画像工学と計算機シミュレーションによる生体医工学研究」
兵庫県立大学 大学院 情報科学研究科 健康医療科学コース
原口 亮 先生
まず初めに、実世界でのレントゲンやCT、MRIなどからのイメージング情報を用いて、サイバー世界でシミュレーションを行った結果から、実世界における将来の体の状態変化を予測できる。
この点が、ディジタルツインで大きく期待されている点であるというお話をいただきました。
次に、非言語メディアである画像情報を医療に活用することの研究課題について以下のお話を伺いました。
医用画像工学では、他の工学分野とは異なった制約条件のもと、イメージング、画像処理、画像解析の領域の中で、要素技術の開発がなされていること、またこれらの技術を使って、医用画像診断による読影支援という形でコンピュータ支援診断がなされている現場のご紹介をいただきました。
以上のことから、生体医工学研究の成果として、ディジタルヘルスケアというアプローチの中で画像データを評価して患者をバーチャルに診断できるようになれば、利便性やコスト削減以外の大きなメリットが得られることが期待されているということでした。
あわせて、兵庫県立大学大学院 情報科学研究科の説明や進路選択にあたって心掛けておくべきことについてのお話をいただきました。
質疑応答では、学生から大学院進学について活発な質問がありました。
最後になりましたが、高度な研究内容を短時間で専門でない者にとってもわかりやすく説明していただきました原口先生に、お礼申し上げます。
11月27日に2023年度電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会、MEとバイオサイバネティックス研究会合同研究会において専攻科生が研究成果を発表しました
11月27日(月)に近畿大学 東大阪キャンパスで行われた「2023年度 電子情報通信学会ニューロコンピューティング研究会(NC)、MEとバイオサイバネティックス研究会(MBE)合同研究会」において、専攻科電子・情報システム工学専攻2年の中山凜くん(情報システム系・森研究室)が研究成果を発表しました。
講演題目は次の通りです。
○中山・森:「安静時の脳波活動を用いた視覚情報の読み出し精度の向上」
高専からは唯一の発表者でしたが、しっかりとした発表ができました。
これまで学内で試行錯誤を繰り返しながら進めてきた研究ですが、外部で発表することにより様々な角度からの意見を頂くことができました。
この経験をもとに、さらに研究を発展させてくれることと思います。
11月25日に3回目のつやまSTEAM人材育成塾(第1期)を開催しました
11月25日(土)に、1期生を対象にした第3回目のつやまSTEAM人材育成塾を実施しました。
つやまSTEAM人材育成塾は、科学技術に対する強い興味があり優れた能力を持った児童生徒を対象に、STEAM教育の考え方を取り入れて、その能力の更なる伸長を図る体系的な取り組みです。
本企画では、広く受講機会を供与するため県南地域の受講希望者を対象とした「岡山サテライト教室」を岡山県生涯学習センター内に設置して受講生が協働して学ぶ場を確保し、この岡山サテライト教室と本校とをオンラインで結び、本校に通学すると同等の教育を展開していきます。
今回は岡山サテライト教室と本校をオンラインで結び、講座を実施しました。
まずは電気電子システム系の中村直人先生とその研究室の学生の指導の下で、2足歩行ロボット制御プログラミングを学びました。
ロボットの基本的な動作をさせることによって、その機構を動作させる面白さを経験しました。
続けてプログラミングを実施し、ロボットの動作確認をすることで、プログラムの役割を学習しました。
さらに、オリジナルな動作のプログラミングを行い、ロボットの動作を確認しました。
これらを通して、アクチュエータ、センサと制御回路の関係を学ぶことができました。
続けて情報システム系の宮下先生の指導で、「情報リテラシーを理解しよう」と探究活動の説明を行いました。
「情報リテラシーを理解しよう」の講座では、研究活動を行う際の情報利用に関するモラルについて、また、探究活動の説明では、受講生が今年度取り組んでいく探究テーマについて、その企画書の書き方などについて学びました。
写真は、二足歩行ロボット制御プログラミングを学ぶ受講生(岡山サテライト教室)(上段)と、情報リテラシー講座(津山高専会場)のようす(下段)です。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
11月25日に本校にてスタートアップ教育環境整備事業の最終報告会を開催しました
11月25日(土)にスタートアップ教育環境整備事業のまとめとして最終報告会を開催しました。
5月のプレ講演会から始まり、神戸大学の先生の講義、神戸大学起業部の学生さんとの交流や工場見学など、今まで参加してきた9回のスタートアップ事業の行事を振り返り、学んだことや疑問に思ったこと、これからのスタートアップ教育への取り組み方などを話し合いました。
11月25日に公開講座・化学実験教室を開催しました
11月25日(土)に本校の化学実験室で公開講座が開催されました。
内容は化学実験教室「金属が魅せる不思議な炎の世界」で、指導は本校の廣木准教授と先進科学系・電気電子システム系3年の学生たち、今回は学生さんが主役になって、企画・開発・実施する実験教室です。
「火」をテーマに、参加者の皆さんは目の前で起こる千変万化の炎の姿に夢中になり、見て触って楽しめる化学実験を満喫しました。
今回も新しい発見の数々に、有意義な午後を過ごしました。
11月24日に "After School English" を開催しました
11月24日(金)に"After School English"を開催しました。
今回は、倉敷芸術科学大学からネパール3名・スリランカ1名・バングラデシュ1名出身の留学生5名が参加しました。
イベントでは、本校の学生アンバサダーが司会進行を務めました。
まず、ゲストの留学生たちによる自己紹介から始まり、その後5グループに分かれて「ワードウルフ」を行いました。
それぞれカードに書かれた英単語について、各グループで話し合い、1人だけ違う単語のカードを持っている人を探すゲームです。
参加者はそれぞれ自分が疑われないように、他の参加者の違和感や共通点を探して話し合いを行っており、非常に盛り上がっている様子でした。
"After School English"は12月にも予定しておりますので、 興味のある方はお気軽に参加ください。
11月21日に専攻科先端技術特別講義を開催しました
専攻科では、先端技術特別講義として外部から講師として専門家をお招きして、最先端の科学技術に関する講義を実施しています。
11月21日(火)には、以下のテーマで実施いたしました。
「国境を超えた価値共創に自分らしく参画する未来を創ろう」
株式会社ギャビーアカデミー代表 ホール奈穂子様
豊橋技術科学大学 グローバルネットワーク推進センター特任教授 大村浩志先生
コロナ禍を経て問答無用で世界はフラットにつながり「グローバル社会」となりました。
では、あなたは、そのグローバル社会で自分らしく幸せに生きていけそうですか?「グローバル社会に生きる」とは何か?そのために必要となる技術・技能・能力は何か?をホール先生の実体験を通じて考える講義でした。
さらに、大村先生からは「自分で自分のやる気スイッチを押す」には?と言うことについても考えるきっかけになるご講演でした。
学生さんたちには、キーワードとなった「OUT PUT」を期待しています。
最後に、遠いところお越しいただいて、学生さん達にエールをお送りいただいたホール先生,大村先生にお礼申し上げます。
11月21日に労働安全衛生規則第15条に基づく「産業医による職場巡視」を実施しました
津山高専では、教職員の安全意識の向上と職場環境の改善に取り組んでいます。
労働安全衛生規則第23条に基づき、毎月1回安全衛生委員会を開催し、その後、安全・衛生という観点で各職場の巡視を行っています。
通常業務時や災害発生時の事故の未然防止もその目的の一つです。
今月の21日(火)に今年度第8回目の職場巡視を実施しました。
今回の巡視は、「電気機械実験室、分子生物学実験室及び分子分光学実験室」において行われました。
巡視の結果、配線の整理、棚上物品や足元にあるダンボールの片付け等、関係者へ改善依頼しました。
このように定期的に巡視することで事故等を未然に防ぎ、危険を予測し不要物の撤去を依頼するなど、教職員の安全で衛生的な活動場所を確保しながら、お互いに安全意識を高める努力をしています。
11月21日に3・4年生と専攻科1年生を対象に就活準備セミナーを開催しました
11月21日(火)に、3・4年生と専攻科1年生を対象に就活準備セミナーを開催しました。
株式会社マイナビの長井様から、自己分析や企業研究の必要性、就職支援サイトの活用方法、情報収集の重要性についてご講演していただきました。
就職活動が間近に迫ってきた学生たちは、当事者意識を持ち意欲的に受講していました。
就職活動におけるゴールは内定ではなく、「自分に合った仕事を選ぶ」「納得のいく働きができる」ことであり、そうした働き方を実現するためにも自己理解・仕事理解をした上で職業選択をする必要があるということを学びました。
11月21日に国際学会 International Symposium on Imaging, Sensing, and Optical Memory (ISOM) 2023で専攻科生と本科生が研究成果を発表しました
11月21日(火)に高松シンボルタワーで開催されたThe 33rd International Symposium on Imaging, Sensing, and Optical Memory (ISOM) 2023で、専攻科電子・情報システム工学専攻2年の尾川侑希さんと電気電子システム系5年のファーサイさん(電気電子システム系・西尾研究室)が、研究成果を発表しました。
尾川さんとファーサイさんの講演題目は次の通りです。
○Yuki Ogawa and Kimihiro Nishio, "Basic Motion Detection Circuit Basedon Insect Vision Systems"
○Lalitphat Rodsrisamut and Kimihiro Nishio, "Basic Circuit for Edge and Motion Detection Based on the Vertebrate Retina with Low Power Consumption"
尾川さんは、専攻科の特別研究で提案した昆虫の視覚システムに基づく動き検出LSIについて発表しました。
ファーサイさんは、本科の卒業研究で提案した対象物体の輪郭と動きを検出する電子回路について発表しました。
これまでの研究成果を発表することで、学生らにとっては大いに刺激になったことと思います。
この発表をきっかけに、現在研究中の電子回路をより良いものに発展してくれると思います。
11月21日に令和5年度永年勤続者表彰式を執り行いました
11月21日(火)、本校会議室において令和5年度永年勤続者表彰式を執り行いました。
今年度に表彰された教職員は次のとおりです。
総合理工学科教授 加藤 学
総合理工学科教授 桶 真一郎
学生課課長補佐 菊池 直人
学生課学生生活係長 岸部 欣伸
技術部技術専門職員 川村 純司
表彰状が授与された後、校長から祝辞があり、被表彰者を代表して、加藤教授から謝辞がありました。
11月20日に普通救命講習Ⅰを実施しました
11月20日(月)に、津山圏域消防組合から講師を招き、教職員を対象とした普通救命講習Ⅰを実施しました。
この講習は、本校の安全衛生活動の一環として平成18年度から実施していたものですが、新型コロナウイルス感染症の影響によりここ数年は実施することができず、3年ぶりの講習実施となりました。
事前にWebで講習を受けた教職員が参加し、意識不明者に遭遇した際の手順について、人形を用いた心肺蘇生の訓練や訓練用AEDの使用などを絡めて、具体的に実技講習が行われました。
その後、救命時のことについて教職員から積極的に質問が行われ、万が一のことが起こった時の対応に理解を深めていました。
11月19日に開催されたKОJОお米フェスティバルでたたら製鉄公開実験を行ってきました
11月19日(日)に岡山市立興除小学校・運動場で開催されたKOJOお米フェスティバルにて津山高専公開講座としてたたら製鉄公開実験を行ってきました。
このときは定期試験の最中であったため試験科目の残っている下級生の参加は叶いませんでしたが地元の方々を中心に小学生から一般の方々の参加に加えて試験が終了している高学年の学生が駆けつけて操業を手伝ってくれました。
また、その様子はこのお祭りに訪れた多くの方々に津山高専の活動を知っていただくことができました。
11月18日につやまSTEAM人材育成塾第二段階の受講生が倉敷市の大原本邸などを訪問しました
11月18日(土)に、つやまSTEAM人材育成塾第二段階プログラムの小中学生5名が、アントレプレナー教育(起業家精神を養う教育)の一環として、倉敷市の語らい座大原本邸、大原美術館、倉紡記念館、倉敷民藝館などを訪問しました。
つやまSTEAM人材育成塾は、科学技術に対する強い興味があり優れた能力を持った児童生徒を対象に、STEAM教育の考え方を取り入れて、その能力の更なる伸長を図る体系的な取り組みです。
江戸時代の倉敷が天領として栄え町衆文化を育んだこと、明治維新後の世の中の変化にいち早く対応し倉敷の繁栄を守った大原家の活躍などを、倉敷の美しい街並みのなかで学びました。
最近重要とされているSDGsの精神に通じる活動もあり、引率教職員も知らなかったような気付きがありました。
普段高専で取り組んでいる研究とは少し違った研修内容でしたが、受講生たちは興味を持って自主的に行動していました。
上段の写真は、倉敷ってどんなところだろう?江戸時代からの倉敷の変遷を学んでいる様子です。
下段の写真は、大原家7代目の孫三郎氏についての展示を見学しているようすで、今も残るたくさんの会社や組織の設立にかかわった人だということがわかりました。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
11月16日に令和5年度第3回FD研修会を開催しました
11月16日(木)15時から、令和5年度第3回FD研修会を開催しました。
本校では、今年度の年間テーマを「本校の教育・活動の現状と将来に関して」として、FD研修会を計画しています。
第3回となる今回は、「高度化事業への取り組み紹介」をテーマとし、各教員よりテーマに関わるさまざまな事業の内容および現状、今後についての発表が行われました。
発表内容および講演者
「津山高専の取り組みについて」
機械システム系 塩田 祐久 教務主事
「理工系人材の早期発掘とダイバーシティ型STEAM教育強化」
先進科学系 柴田 典人 教授
「COMPASS5.0半導体分野」
電気電子システム系 香取 重尊 教授
「スタートアップ教育環境整備事業」
情報システム系 寺元 貴幸 教授
11月15日から21日は本科の後期中間試験です
11月15日(水)から21日(火)までの一週間は、本科の後期中間試験です。
各教科ともに、これまでの学習の成果を測り、今後の授業の進め方を確認する大切な試験です。
学生の皆さんは、十分な準備のもと学習成果を存分に発揮してください。
11月11日につやまSTEAM人材育成塾(第1期)2回目の講座を実施しました
11月11日(土)に、1期生を対象にした第2回目のつやまSTEAM人材育成塾を実施しました。
つやまSTEAM人材育成塾は、科学技術に対する強い興味があり優れた能力を持った児童生徒を対象に、STEAM教育の考え方を取り入れて、その能力の更なる伸長を図る体系的な取り組みです。
今回は、日本の伝統的製鉄法の「たたら」に関する日本で唯一の総合博物館である「和鋼博物館(島根県安来市)」の見学に行きました。
「和鋼博物館」では、日本の伝統的製鉄法の「たたら」を再現して炎を燃やし、製鉄の様子が体感できる展示室や、鉄ができるまでの工程を解説する映像のほか、国の重要有形民俗文化財にも指定、明治時代に作られたという送風装置「天秤ふいご」などの実際に使われていた製鉄用具の展示などを通じ、江戸時代から明治にかけ中国山地で盛んに行われていた製鉄について学びました。
また、たたら製鉄の技術で製造した玉鋼を原料とした日本刀に触れたり、天秤ふいごを体験することができました。
写真は、館内の見学と「天秤ふいご」の体験のようすです。
(写真は和鋼博物館の許可を得て掲載しております。)
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
11月11日に専攻科生が日本化学会中国四国支部大会で研究成果を発表しました
11月11日(土)・12日(日)に山口大学で開催された2023年日本化学会中国四国支部大会山口大会において、専攻科機械・制御システム工学専攻2年の渡邊雄太くんが以下の研究成果を発表しました。
渡邊雄太、廣木一亮
「生体内分子機械構築を目指した導電性ポリマーPEDOT:SELFTRONの開発」
産学官さまざまな質問者が終始絶えず、活発な討議が行われました。
大きな刺激になるとともに、今後の研究に生きる知見を得る貴重な機会となりました。
11月10日に留学生オンラインイベントの8回目を実施しました
11月10日(金)19時~20時に第四ブロックを中心とした留学生オンラインイベントの8回目を実施しました。
今回は、豊橋技術科学大学の国際交流クラブCall代表の永冨君に出演いただき、豊橋技科大の様子、留学生との交流活動の紹介をしていただきました。
参加留学生からは、豊橋市の交通環境、アルバイト状況、生活費、寮の規則等、具体的な質問も多く出、さらにイスラム圏の留学生からは、お祈りの場所やハラル食の提供の有無についての質問もあり、永冨君が丁寧に回答してくれました。
また入試に関しても、必要な成績、英語での面接の可能性について質問があり、豊橋技科大への受験や留学生活のイメージがふくらんだのではないでしょうか。
留学生の進路選択の一助になったのではないかと思います。
この活動は、日本語教育等支援拠点校活動の一環として開催しています。
参加者18名(新居浜1、高知1、旭川2、宇部2、弓削1、沖縄1、米子1,津山4,広島1,釧路1,香川1,豊橋1,不明1)
11月10日に「税に関する高校生の作文」の表彰式が行われました
令和5年度「税に関する高校生の作文」において、総合理工学科情報システム系3年の大澤凜太朗さんが、2年連続となる津山税務署長賞を受賞しました。
表彰式は、11月11日から11月17日までの「税を考える週間」に合わせて、11月10日(金)にアルネ津山4階で行われ、大澤さんには賞状と記念品が贈られました。
大澤さんの作文は、「税金の意義」というタイトルです。
「Z世代の約5割が将来子供を欲しくない」というニュースから、養育費の高さや子育てに対する社会全体のセーフティーネットの脆さについて考え、税が社会全体に対する福祉であることを述べています。
大澤さんは作文を書くにあたり、関連する動画を見て考察を深めたそうです。
その探究心や、考えを言語化する能力が評価されての受賞だと思います。
「税に関する高校生の作文」は、国語の課題の一つとして毎年取り組んでいます。
作文を書くことを通して、税や社会に関心を持つことはもちろん、思考力や表現力を磨いていってほしいと考えています。
11月8日に公益財団法人マツダ財団研究助成の贈呈訪問がありました
11月8日(水)に本校に(公財)マツダ財団事務局長(代理)佐々木様がお越しになり、研究助成の贈呈訪問がありました。
今年度は機械システム系の関准教授が採択され、校長先生の同席の元、贈呈式が行われました。その後、研究等について意見交換も行いました。
ご訪問いただきました(公財)マツダ財団事務局様には感謝申し上げます。
11月7日に専攻科1年生が「おかやまテクノロジー展(OTEX)2023」を見学しました
11月7日(火)に、専攻科1年生16名がコンベックス岡山で開催された「おかやまテクノロジー展(OTEX)2023」の見学を行いました。
今回はコロナ感染症発生前とほぼ同じ条件での開催となったようです。
学生たちは、自分たちの学んでいることが、どのように活かされているのかを知ろうと多くの企業を訪問し質問していました。
そして、「多くの企業が独自の強みを持っていること」「実際に多くの事業分野があること」を知ることが出来たようです。
訪問した企業をどのように選んだのかは、学生によってまちまちでしたが、最も多かった理由が「地元(津山圏域)に存在する企業だから」というものでした。
多くの学生が地元企業に興味を持っていることが分かり非常にうれしく思いました。
「彼らが地元に就職し、地域の産業をさらに活性化させてくれるといいな!」と感じています。
11月7日に防災訓練を実施しました
11月7日(火)14時より、防災訓練を実施しました。
授業時間中に震度5強の直下型地震が発生、建物の損傷及び数名の負傷者を確認したという想定で行われた本訓練では、地震発生時の初動対応として、シェイクアウト訓練、災害対策本部の設置と自衛消防隊の活動、避難経路の安全確認、避難誘導や避難者の安否確認、要救護者の対応などを行
いました。
本校グラウンドへ集合した学生および教職員へは、訓練後、校長より講評が行われ、その後、水消火器による消火訓練が行われました。
本訓練は、予想のできない災害に対し、教職員・学生の防災意識を高め、今後の改善を図る機会としても意義のあるものとなりました。
11月7日に学術奨励賞表彰式を行いました
11月7日(火)本校校長室において、専攻科長と指導教員の列席のもと、学術奨励賞表彰式を行いました。
被表彰者に対し表彰状および記念品が授与されたのち、校長から祝辞がありました。
今後ますますの活躍に期待いたします。
(被表彰者と表彰対象)
〇電子・情報システム工学専攻2年 尾川 侑希
一般社団法人電気学会
2023年電子・情報・システム部門大会優秀ポスター賞
11月5日に技術者倫理講演会を開催しました
11月5日(日)の弥生祭期間中に濱田正晴様(1981年3月機械工学科卒)による技術者倫理講演会が開催されました。
濱田様はオリンパスに勤務されていた2007年に、公益通報を行い、その通報により不本意な配置転換となり、2016年に和解されるまで、10年もの間権利回復を闘った技術者です。
その内容は「NHK逆転人生2019.11.15放送」等に詳細に報じられています。
講演では学生時代のことや、オリンパスに入社した経緯等の詳細も述べられました。
約60人の学生、OB、元教員、保護者等の聴講者にとっては、仕事について考える有意義な講演でした。
写真は講演中の濱田正晴様です。
11月4日・5日に中学生向け進路相談会を開催しました
11月4日(土)、5日(日)に、弥生祭と並行して、中学生向け進路相談会を開催しました。
教員が常駐し、入試や学生生活に関するさまざまな質問にお答えしました。
希望者には、寮の敷地内の見学も行いました。
たくさんの中学生・保護者の皆さんに参加いただき、ありがとうございました。
11月4日・5日に本校の学園祭「弥生祭」を開催しました
11月4日(土)、5日(日)に、第59回となる本校の学園祭「弥生祭」を開催しました。
この行事は、学生会のなかの弥生祭実行委員会が中心となり、地域企業や地域住民の皆様方のご支援・ご理解を得て、毎年開催されております。
今年度は、コロナ禍前の規模に戻し、大変多くの方にご参加いただきました。
実施した内容は、模擬店、ステージでのイベント(吹奏楽部、合唱部、軽音学部、カラオケ大会、ビンゴ大会)、教室を利用した文化局の各部活動および各系の作品展示、講演会でした。
写真は模擬店、吹奏楽部の演奏の様子です。
この場をお借りして、ご来場いただきました皆様、開催にあたってご協力をいただきました皆様に、心よりお礼を申し上げます。
11月4日に創立60周年記念植樹式を開催しました
高専制度創設60周年事業の一環として、記念樹を植樹する「高専の森」イベントが全国高専で行われています。
津山工業高等専門学校では令和5年11月4日(土)に創立60周年記念植樹式を南館東側広場で開催しました。
植樹式は、衆議院議員 あべ俊子様、衆議院議員 平沼正二郎様の代理で秘書 竹内邦彦様、津山市議会議長 中島完一様、津山市議会副議長 田口浩二様、岡山県議会議員 山本 雅彦様、岡山県議会議員 清水薫様、岡山県議会議員 本山紘司様、同窓会長 末澤俊一様、後援会長 平田浩之様をご来賓としてお迎えし、岩佐健司校長の挨拶後、あべ俊子衆議院議員からご祝辞を賜りました。
続いて、紅梅、白梅並びに標柱への土入れ、記念撮影が行われ、最後に独立行政法人国立高等専門学校機構を代表して、清水宣彦 事務局長から謝辞が述べられました。
11月3日に本校野球場において硬式野球部OB会を開催しました
11月3日(金)午後に、本校野球場において、硬式野球部OB会を開催しました。
今年度は、硬式野球部OBが約30名参加しました。
参加者は、20代から70代のOB、マネージャーの方々、お子さん、お孫さんも参加し、また、初めての方、家族連れ、の参加もありました。
集まったOBは、現役学生も参加し2チームに分かれ、交流試合を行いました。
天気は快晴でやや暑さも感じましたが、先輩後輩が一緒に楽しみながら、プレイしていました。
珍プレイや現役時代さながらの華麗なプレイ、現役時代を超えるプレイを見せるOB選手もいました。
OB2世、3世のお子さんたちも参加し、将来が楽しみな活躍をしていました。
皆さんお疲れ様でした。
試合後に、全員で集まり、現役野球部員の紹介とOBからの挨拶を行いました。
来年もこの会を開催することで終了しました。
まだ参加できていないOBの方々も、誘い合い参加してもらいたいと思います。
OB間での連絡がついていないOBの方は、野球部顧問まで連絡ください。
11月1日に大連東軟信息学院から教員が到着しました
11月1日(水)に、本校の協定校である中華人民共和国 大連東軟信息学院から林 嘉怡(LIN JIAYI)先生が到着しました。
11月6日(月)には岩佐校長と歓談会を行い、津山の風景や街の様子などについて話され和やかな時間となりました。
林先生はこれより約4ヵ月間、英語によるデザインアートに関する授業や学生交流を行っていただく予定です。
写真は歓談後の写真です。