3月30日に福山暁の星女子中学校・高等学校で講演「古典×化学(実験つき)」が開催されました
3月30日(火)に、福山暁の星女子中学校・高等学校で講演「古典×化学 実感体感『舎密開宗』 化学のことばのはじまり」(実験つき)が開催されました。
指導は廣木一亮 准教授(化学)、サポートは廣木研究室所属の渡邊雄太くんです。
この日のテーマは「古典×化学」で、高校2年生の生徒11名と教職員を対象に行いました。
間隔に配慮した座席配置など、新型コロナウィルス感染症対策を最大限行った上での実施です。
古典として、江戸時代に津山藩医 宇田川榕菴によって書かれた『舎密開宗(せいみかいそう)』の原典(漢文書き下し文)を読み、内容についての化学的な説明を行った上で、そこに書いてある実験を実際にやってみるというユニークなスタイルで行いました。
参加者の皆さんは、「元素と化合物」「酸とアルカリ」「電池と電気分解」などの実験をとおして、江戸時代に書かれた本でありながら、今でも通用する用語や知識を含んでいることに素直に驚き、これらの言葉と化学の理解に密接な関係があることについて考えながら、化学実験を楽しんでくれたようです。
3月26日・27日にバレーボール部が全日本高等専門学校バレーボール選手権大会に参加しました
3月26日(金)から、グリーンアリーナ神戸(兵庫県)で「令和2年度第9回全日本高等専門学校バレーボール選手権大会」が開催されました。
本校からは男子チームと女子チームが、昨年度の中国地区高等専門学校体育大会以来の高専大会に参加しました。
男子競技は12チームが参加しており、大会初日は3チームずつに分けての予選リーグ戦が行われました。
本校男子チームは予選Cリーグで奈良高専と香川高専(高松)と対戦しましたが、残念ならが勝利することができず、予選3位でした。
大会2日目は、予選結果に基づく全チームによる決勝トーナメント戦が行われました。
決勝トーナメント1回戦の対戦相手は、強豪校の神戸高専でした。
左上の写真は神戸高専との試合直前のようすで、審判による出場選手の確認をしてもらっているところです。
本校男子チームは写真の7人だけの参加で、全員全力でプレーで頑張ったものの、最終的にベスト4入りした神戸高専に敗退しました。
結果としては残念でしたが、久しぶりの高専大会で他高専の実力を知ることができる良い機会になりました。
女子競技は5チームが参加しており、5チームによる総当り戦を2日間に分けて実施しました。
本校女子チーム(左下の写真)は、初戦で明石高専に勝利したものの、続く鈴鹿高専、呉高専、松江高専に敗れ、1勝3敗で4位となりました。
今大会は、新型コロナウィルスの影響により大会開催が直前まで危ぶまれましたが、何とか無事に終了することができました。
大会出場にさいし、ご理解ご協力をいただいたすべての皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
3月25日~28日に卓球部員が令和2年度第48回全国高等学校選抜卓球大会に参加しました
3月25日(木)~28日(日)に三重県津市・サオリーナで、全国高体連卓球部主催「令和2年度第48回全国高等学校選抜卓球大会」が開催されました。
この大会は、全国大会への出場経験のない選手のみで各県1名を選抜し、トーナメントによって優勝を決定するものです。
本校からは、岡山県予選を勝ち抜いた鈴木慎也(機械システム系2年)が、山本コーチ(アドバイザー)と須田圭亮(情報システム系2年、練習パートナー)とともに参加しました。
結果は、1回戦で岩手県代表に3-1で勝利したものの、2回戦で準優勝した千葉県代表選手に0-3で敗退しました。
左の写真は、練習パートナーとして帯同した須田くんとの会場練習のようす(上段)と、試合でゲーム間に山本コーチから戦術面のアドバイスを受け次のゲームに向かう鈴木選手(下段)です。
参加した学生は、非常にきれいな体育館での全国大会の雰囲気を楽しんでいました。
3月25日に退職者および転出者の退任式・離任式を執り行いました
3月25日(木)に、令和2年度退職者および転出者の退任式・離任式を執り行いました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、会場の様子をオンラインでも配信いたしました。
退職者および転出者の紹介の後、各人からご挨拶をいただき、最後に感謝の意を込めて花束が贈呈されました。
3月25日に令和2年度退職者に係る永年勤続者表彰式および感謝状贈呈式ならびに名誉教授称号記授与式を執り行いました
3月25日(木)に、令和2年度退職者に係る永年勤続者表彰式および感謝状贈呈式を執り行いました。
表彰状および感謝状ならびに記念品が授与された後、校長から祝辞があり、被表彰者を代表して佐藤紳二教授より謝辞がありました。
その後、引き続き名誉教授称号記授与式を執り行いました。
○退職に係る永年勤続者表彰式および感謝状贈呈式
被表彰者(永年勤続者表彰)
佐藤 紳二 機械システム系 教授
(感謝状贈呈式)
佐藤 誠 先進科学系 教授
稲田 知己 先進科学系 教授
小林 敏郎 電気電子システム系 教授
○名誉教授称号記授与式
被授与者 佐藤 誠 先進科学系 教授
稲田 知己 先進科学系 教授
佐藤 紳二 機械システム系 教授
小林 敏郎 電気電子システム系 教授
※佐藤 誠 先進科学系 教授については、ご都合によりご欠席されました。
3月23日に労働安全衛生規則第15条に基づく「産業医による職場巡視」を実施しました
津山高専では、教職員の安全意識の向上と職場環境の改善に取り組んでいます。
労働安全衛生規則第23条に基づき、毎月一回安全衛生委員会を開催し、その後、安全・衛生という観点で各職場の巡視を行っています。
通常業務時や災害発生時の事故の未然防止もその目的の一つです。
今月の23日(火)に、今年度第11回目の職場巡視を実施しました。
今回の巡視は、友朋会館1階ホールおよび3階「技術部」「和室」「特別会議室」において行われました。
巡視の結果、防火扉の前に置かれていた台車の片付けを依頼しました。
このように事故等を未然に防ぐことを目的に、危険を予測し不要物の撤去を依頼するなど、教職員の安全で衛生的な活動場所を確保しながら、お互いに安全意識を高める努力をしています。
3月21日に留学生と学生アンバサダー交流日帰り研修を実施しました
3月21日(日)に、本校留学生と学生アンバサダーの交流日帰り研修を実施しました。
この研修は、留学生の日本理解および学生アンバサダーの英語でのアテンドによる英語運用能力の向上と国際感覚の醸成を目的に、グローバルエンジニア育成プログラムの一環として企画したものです。
あいにくの天気でしたが、参加者は留学生を含むグループに分かれ、訪問先の島根県の「出雲大社」や鳥取県境港市の「水木しげるロード」を自由散策しながら、楽しそうに交流を深めているようすでした。
左は、参加者の集合写真です。
3月21日にクライミング同好会の学生が令和2年度岡山県高等学校クライミング大会へ出場しました
3月21日(日)に、岡山県倉敷のクライミングジム rocks CLIMBING GYM にて開催された岡山県高等学校クライミング大会へ、情報システム系2年の矢部大夢くんと総合理工学科1年の松永遥斗くんが出場しました。
スポーツクライミング競技には、スピード・ボルダリング・リードの三種目あり、本大会は5m程度の高さの壁を補助器具などを用いず自分の身体だけで登りきるボルダリングの大会でした。
両名ともに予選を突破し、最終成績として松永くんが優勝、矢部くんが6位という成績を収めました。
久しぶりの公式大会参加ということなどもあり、緊張もあったなかで、二人とも精一杯競技に取り組みました。
クライミングは個人競技ではあっても、予選中はどのように登るかなどの相談を他選手と自由に行うことが可能であり、他校選手との交流も行うことができ、二人にとって多くのものが得られる大会となりました。
左の写真は、二人の競技中のようすで、上が矢部くん、下が松永くんです。
3月20日に第2回入学手続会を開催しました
3月20日(土・祝)に、第2回入学手続会を開催しました。
第1回と同様に、入学に必要な手続を行っていただきました。
また、手続会後には入寮希望者に対して説明会を開催しました。
これで4月からの新入学生が確定しました。
3月19日にジュニアドクター育成塾第二段階プログラム修了式を実施しました
3月19日(金)に、今年中学校を卒業する第二段階プログラムの受講生2名を対象に、修了式を実施しました。
ジュニアドクター育成塾は、科学技術分野に高い意欲や突出した能力を持つ小中学生を発掘し、数理・情報分野の学習を通じてその能力を伸ばす体系的な取り組みです。
修了式では、磯山校長先生よりそれぞれ修了証が手渡され、激励の言葉が贈られました。
写真は修了証を受け取る受講生のようすです。
2名の修了生は、さまざまな科学コンテストで個別研究の成果を発表し、優秀賞受賞などの実績を残してきました。
高校生になっても継続して研究に取り組み、輝かしい実績を積んでいけるよう、お二人の活躍に期待しています。
本活動は、国立研究開発法人・科学技術振興機構(JST)の助成を受けて実施しています。
3月18日に本校教員がウェブマガジン『月刊高専』に掲載されました
本校先進科学系の廣木一亮 准教授(化学)が、ウェブマガジン『月刊高専』の取材を受け、3月18日(木)付けで記事が掲載されました。
高専の多様な教育の一面をうかがい知ることができる記事なので、ぜひご覧ください。
3月17日に令和2年度津山工業高等専門学校卒業式・専攻科修了式を挙行しました
3月17日(水)10時30分から、令和2年度津山工業高等専門学校卒業式・専攻科修了式を挙行しました。
今年度の卒業式は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を考慮し感染防止のため、本校にて校内関係者のみで式典本会場と各教室をオンラインでつないで実施しました。
式典の様子は卒業生・修了生の保護者に限定して、インターネットによる映像配信を行いました。
今年度は学科改組された総合理工学科として初めての卒業生であり、磯山校長から各系(先進科学系、機械システム系、電気電子システム系、情報システム系)の総代と専攻科総代の学生に卒業証書および修了証書が手渡され、はなむけの言葉が贈られました。
卒業生153名と専攻科修了生18名は、決意を新たに就職や進学などそれぞれの道へ踏み出しました。
津山高専で学んだ多くのことが、これからの人生に活かされ活躍してくれることと思います。
保護者を始め関係する皆様方におかれましては、本校の教育活動にご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
3月17日に学術奨励賞表彰式を行いました
3月17日(水)に本校校長室において、専攻科長と指導教員の列席のもと、学術奨励賞表彰式を行いました。
この賞は、学生の学術・研究活動において高い評価を受けた功績を認め表彰するものです。
被表彰者に対し表彰状および記念品が授与されたのち、校長から祝辞がありました。
今後ますますの活躍に期待いたします。
(被表彰者と表彰対象)
○機械・制御システム工学専攻2年 井上雄介
IEEE OES Underwater Technology 21,UT21 Online Underwater Video Competition Young Researcher Prize
表彰対象につきましては、重大ニュースに掲載しております。
3月15日に機械システム系5年学生が「 第1回インフラテクコン」で企業賞を受賞しました
昨年、オンラインで行われたインフラマネジメントテクノロジーコンテスト自由参加枠において、機械システム系5年の細川くんと岡田くん(細谷研究室)は「水路の安全を守り隊」と題するプレゼンを行い、卒業研究で取り組んだ水路壁面点検ロボットと水路内で歩きやすい低流動抵抗の長靴による減災技術を発表しました。
3月15日(月)の授賞式において、提出した両名の作品に対して企業賞(ケン・ブリッちくん賞、(一社)日本橋梁建設協会)が贈られました。
このコンテストは、多くの企業の協賛や学協会の後援により開催されたインフラマネジメント技術に関する課題解決能力を競うコンテストで、仲間と一緒に考え・まとめ・発表することを通して、勉強してきたことがただテストのためだけではなく、社会に役立てられることを知る機会とすることをコンセプトとされています(後援:国土交通省、国立高等専門学校機構、土木学会、日本下水道協会、日本技術士会、日本建築学会、建設コンサルタンツ協会、日本橋梁建設協会、持続可能な社会のための日本下水道産業連合会)。
全国の高専から計17校・30チームが応募し、1次選考に残った13チームのなから入賞作品が選ばれました。
また最終選考には残れなかったものの、協賛企業が賞を与える自由枠に応募した4チームにも受賞のチャンスがあり、細川くんと岡田くんのチームはこの自由枠で上記の賞が贈られました。
審査者からは、橋梁の維持やメンテナンスから見た水路点検の重要性や減災の重要性に注目した点が評価されたとコメントをいただきました。
写真は受賞に喜ぶ学生です。
3月13日・14日に津山高専バスケットボール・女子部が松江高専との交流試合を行いました
3月13日(土)・14日(日)に、全国高専バスケットボール大会で優勝を重ねている松江高専女子バスケットボール部と合同練習および交流試合をおこないました。
2日間に渡り、強豪校のトレーニングメニューに参加し、その後に2試合をこなしました。
昨年秋ごろ新たなスタートを切ったバスケットボール・女子部は、半年も経たない短い期間に大きな成長を遂げ、総勢5名のメンバーで強豪校と対戦し、メンバーチェンジもできないなか、2試合とも最後には30点ほどの差をつけられたものの、途中までは何とか食い下がることができました。
来月4月からも積極的に活動していき、夏の高専大会にも参加する予定です!
中国地区高専体育大会では、2日目の準決勝に進めるように日々頑張っています!
また、4月には高校の大会に参加しますので、新1年生の皆さんの入部を待っています!
3月11日に令和元年度教育研究活動支援経費に係る研究報告会を開催しました
3月11日(木)に、令和元年度教育研究活動支援経費に係る研究報告会を開催しました。
令和元年度に校長裁量経費の教育研究活動支援経費に採択された研究課題のうち、次の6件について研究成果の発表が行われ、終わりに校長からの講評がありました。
1 高木賢治:タンパク質のX線結晶構造解析(精製及び結晶化条件検討)の基盤形成
2 前澤孝信:プラナリア有性化を制御するアミノ酸代謝機構の解明
3 住田光子:人間の主体性-デジタル・アーカイブを利用した『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』の観客受容研究
4 山口裕美:19世紀末期に編集された『チャイルド・ハロルドの巡礼』(1812-18)を教科書として位置づける
5 香取重尊:ミストデポジション法により成膜したフラーレン(C60)薄膜の電子物性評価
6 西尾公裕:動物の並列処理機能に基づく集積回路に関する研究
なお、本校の先進的で特色のある研究活動は、公式ホームページの「特色ある教育研究プロジェクト」に掲載されていますのでご覧ください。
3月9日・10日に学生が2021年電子情報通信学会 総合大会で研究成果を発表しました
3月9日(火)・10日(水)に、オンラインで行われた2021年電子情報通信学会総合大会 ISS特別企画「ジュニア&学生ポスターセッション」で、本校学生が、研究成果を発表しました。
本校からの発表は5件あり、発表タイトルは以下の通りです。
〇平田基樹・杉原郁弥・日笠尚樹・福田颯也・山本裕哉・田中郁昭・松島由紀子・川波弘道:「ハンズフリー観光支援ツールの開発」
〇西山蒼太・川波弘道:「敵対生成ネットワークを使った音声合成に関する研究」
〇安東 徹・川波弘道:「音声認識結果の補正支援ツールの開発」
〇佐藤海斗・畑 良知:「楕円曲線法の高速化に関する検討」
〇太田陸斗・菊地洋右:「次数 57,頂点数 3250 のグラフの構成アルゴリズム」
本ポスターセッションは学生が発表するもので、オンラインで行われました。
大学生や大学院生の発表を聴き、また自分の発表を聴いてもらうことで、学生には今後の研究にむけて刺激になったことと思います。
写真は、情報システム系3年の平田くんの発表のようすです。
3月9日に専攻科生が令和3年電気学会全国大会で研究成果を発表しました
3月9日(火)に、オンラインで行われた令和3年電気学会全国大会で、専攻科電子・情報システム工学専攻1年の沼千智さん(電気電子システム系・西尾研究室)が、研究成果を発表しました。
沼さんの講演題目は次の通りです。
○沼・大田・西尾:「生体の聴覚システムに基づく音源方向検出用遅延回路の構築」
これまでの研究成果を発表することで、学生にとっては大いに刺激になったことと思います。
この発表をきっかけに、特別研究で検討している音源方向検出システムを、より良いものに発展してくれると思います。
3月6日に令和3年度入学者選抜試験合格者に対する入学手続会を開催しました
3月6日(土)に、令和3年度入学者選抜試験合格者に対して、第一回目の入学手続会を開催し、本校入学を決めた皆さんに入学に必要な手続および入学までの課題を含む教材などを購入していただきました。
手続会終了後には、入寮希望者に対して説明会を開催しました。
3月6日に津山市立清泉小学校にて「びっくり極低温実験」の出前授業をしてきました
3月6日(土)に、津山市立清泉小学校にて「びっくり極低温実験」の出前授業をしてきました。
液体窒素に風船を漬けたり、原田研究室の学生が作製した超伝導体が磁石の上に浮上する実験をしました。
子供たちと保護者は、低温の不思議な現象にびっくりしていました。
特に液体窒素で凍らせたマシュマロは、食感が良く大好評でした。
写真は、学生が液体窒素を実験テーブルにこぼし、瞬間的に蒸発するようすで、子供たちは不思議そうに見ていています。
保護者の反応も良く、楽しい授業となりました。
3月5日に先進科学セミナーを開催しました
3月5日(金)に、今年度で退職される先進科学系の2人の教授が、先進科学系主催の先進科学セミナーで、それぞれ1時間の講演を行いました。
コロナ禍での開催ということもあり、観客は、本会場参加以外にもオンラインでも参加しました。
講演タイトルは以下でした。
1.稲田知己教授:高専生のための哲学講義 ――工学と哲学の界面としての〈住むこと〉――
2.佐藤誠教授:チャレンジ・ゼミナールで学生と取り組んだ謎解き
稲田教授の講演(写真上段)は、専門であるハイデガー研究を中心に、ドイツ工作連盟主催の「ヴィァイセンフホーフ・ジードルング」(1927年)と「ダルムシュタット建築展」(1951年)関する内容を紹介し、最後に「工学」と「哲学」の界面について問いかけるものでした。
佐藤教授の講演(写真下段)では、2005年に物理教員として津山高専に赴任以来、16年間にわたり、学生と一緒に身近な物理の謎解きを楽しんできたなかから、印象深いテーマをピックアップして紹介されました。
3月4日に真庭市立北房小学校で「アラゴの円盤」の出前授業をおこないました
3月4日(木)に、本科の電気電子システム系と専攻科の電子・情報システム工学専攻の学生が、真庭市立北房小学校で「アラゴの円盤」の出前授業を行いました。
「アラゴの円盤」は、磁石に付かない金属を磁石を使って動かす科学実験で、発電機やモーターの原理です。
電気の通るアルミの板と電気を通さないプラスチックの板を使って同じ実験を行い、板を動かすためには電気が流れる必要があることを学んでもらいました。
参加した児童たちは、手を触れていないにもかかわらず板が動くようすを見て、驚きとともに興味を持ってくれました。
また、簡単な電磁誘導の実験も行いました。
児童たちにコイルを巻いてもらって、その近くで磁石を動かしてもらい、電流が流れる様子も確認してもらいました。
こちらの方も興味を持って参加してくれました。
3月4日に電気学会中国支部第13回高専研究発表会で本科生が研究成果を発表しました
3月4日(木)に、オンラインで行われた電気学会中国支部第13回高専研究発表会で、総合理工学科情報システム系5年の黒田 菜摘さん(電気電子システム系・西尾研究室)が、研究成果を発表しました。
黒田さんの講演題目は次の通りです。
○黒田・西尾:「網膜に学んだエッジ検出機構のディジタル回路化」
黒田さんは、これまでの研究成果をしっかりと発表することができ、また質問にも的確に答えることができました。
この発表をきっかけに、現在研究中の電子回路をより良いものに発展してくれると思います。
3月4日に本科生が機械学会学生員卒業研究発表講演会に参加しました
3月4日(木)に、機械学会中国四国支部学生会が主催する卒業研究発表講演会で、電子制御工学科5年生の丸尾さん(機械システム系細谷研究室)が研究成果を発表しました。
丸尾さんは、バイオエンジニアリングセッションにて、「脳脊髄液の動きを想定したMRI用流動ファントムが作り出す往復流の可視化」と題し、ZOOMによる10分間の発表を行いました。
丸尾さんは、大学生に交じり、自身の研究成果をしっかりと発表することができました。
また、別セッションにおいて座長の役もしっかりとこなすことができました。
写真は、オンライン発表中のようすです。
3月2日に専攻科生が海中ごみを捉えるクラゲ型ロボット研究の取材を受けました
3月2日(火)に、専攻科機械制御システム工学専攻2年の井上雄介くん(細谷研究室)が、研究活動に関するメディアの取材を受けました。
井上雄介くんは、大阪工業大学の大学院生とともに、水中を漂うマイクロプラスチックなどの微細なごみを捕集するクラゲ型ロボットの研究を進めています。
井上くんたちは、研究の成果を動画にまとめ、水中工学に関する国際会議(UT21/IEEE OES)の研究動画コンペティションに応募し、ロボットのユニークさや映像の美しさなどから、Young reseacherawardを獲得しました。
取材では、実験の様子や開発の経緯と苦労話などを、しっかりと話していました。
写真は、井上くんが参加した国際会議のスクリーンショット(上段)と取材のようす(下段)です。
取材された内容は、3月中にテレビニュースで放送される予定です。
3月2日に令和3年度入学者選抜試験合格者を発表しました
3月2日(火)9時に、本校掲示板において、令和3年度入学者選抜試験合格者を発表しました。
掲示と同時に確認され、写真を撮ったり電話で連絡されたりする姿が見られました。
合格された皆さまに充実した学生生活を送っていただけるよう、万全の準備をしてお待ちしています。