機械設計法の授業では、実践的な「機械の設計」ではなく機械設計における一般的な考え方や機械で共通に使われる主な機械要素について、要素自身を設計すること、あるいは適したものを選択する手法を取り扱っています。
具体的なある一つの機械を設計するには、設計製図・実験実習・力学に関する科目はいうまでもなく社会科学に関する科目も含めた学習成果や、多くの長年の経験や慣習によって培われてきた知識が必要とされることは学生の皆さんもよく理解していると思います。
機械工作法の授業では、ある目的のために素材を必要な形に合理的に加工する方法を取り扱っています。
作ろうとする製品や部品のもつ制約条件内で「良いものを早く安く作る」方法を選択するためには、素材、工具、工作機械についてそれぞれの性質を十分に知る必要があります。加えて、合理的なものづくりという視点で、加工中に起こっている現象についても考えます。
応用設計工学の授業では、機械設計で生み出される製品の信頼性を設計の段階で確保するという立場から、これまで学習した機械設計法を捉えなおすことを目標にしています。
このことから、「機械の設計」を学ぼうとするには機械設計法や応用設計工学での学習に加え、設計を取り巻く多くの事項を5年間あるいは7年間の学習の中で有機的に結びつけておくことが望まれるといえます。
精密加工学の授業では、「精密なものを作る」ということをテーマに、これまで学習したものづくりの技術を捉えなおすことを目標にしています。
加工誤差を少なくするという視点で加工プロセスを捉えなおし、工作機械の在り方や工具の在り方をどのように考えればよいのか、あるいは加工にあたってどのようなことを試みればよいのかを考えます。 |