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○テーマ1
表面の凹凸を意図的に操る加工技術と連携した機械要素の高性能化 − 表面平滑化による長寿命化 −
【研究の背景】動力伝達用歯車の技術課題
 鋳鉄歯車が主流であった時代は歯の曲げ折損が問題であったが、歯車に鉄鋼材料を用いることで解決されてきました。近年の歯車装置では騒音が問題であったが、工作法(シェービング)の普及により歯車精度を向上させることで解決されてきました。現在、残る問題は、ピッチングを含む歯面疲労であるといえます。
【研究概要】すべり・転がり接触要素の表面損傷に関する研究
 高負荷を受ける機械しゅう動面の仕上加工に塑性加工法を積極的に利用して、機械部品の長寿命化を図ることを目的に研究に取り組んでいます。
歯車をはじめカム、軸受、ブレーキ、摩擦伝動装置など、高速・高負荷ですべりを伴う機械要素のしゅう動面への適用が可能と考えています。

メリット1.表面凹凸での突起干渉低減による応力集中の緩和。
メリット2.加工表面下に圧縮残留応力の生成。
○テーマ2
表面の凹凸を意図的に操る加工技術と連携した機械要素の高性能化 − 表面修飾(凹凸化)による低しゅう動摩擦化 −
【研究の背景】送り案内装置の技術課題
 工作機械をはじめとする産業機械・装置に対する高速・高精度化の要望が強く送り案内装置に高性能化の技術課題が課せられています。近年、この課題に応じて転がり案内の採用が増加していますが、すべり案内は負荷・送り速度に応じ潤滑状態は変化し、しゅう動抵抗やしゅう動体の運動性能などの技術課題は多いものの、構造が簡単で最も一般的に採用される形式といえます。
【研究概要】工作機械すべり案内の高性能化に関する研究
 低負荷を受ける機械しゅう動面の仕上げ加工に微細・マイクロ加工を積極的に利用して、機械部品の低摩擦化、高精度化・低騒音化を図ることを目的に研究に取り組んでいます。
工作機械をはじめ一般産業装置など、低速・低負荷ですべりを伴う機械要素のしゅう動面への適用が可能と考えています。

メリット1.低しゅう動速度域でのしゅう動摩擦の低摩擦化。
メリット2.スティックスリップ(自励振動)発生抑制による高精度化・低騒音化。
○テーマ3
潤滑技術と機械設計技術とを連携させた機械要素の高性能化− 機械装置の高熱定格化と環境負荷低減化 −
【研究の背景】歯車装置の技術課題
 歯車の高負荷能化は、歯車装置の運転温度を高める傾向にあります。運転中の歯面で発生した熱に対して潤滑油の冷却能力が十分作用しない運転状態では、スカッフィングの発生や曲げ強さ、面圧強さの低下、熱膨張による歯車装置全体の精度低下につながり、熱定格として歯車装置の許容伝達動力を制限することになってしまいます。
【研究概要】環境負荷低減を指向した微少潤滑歯車の設計法と潤滑法に関する研究
 高負荷を受ける機械しゅう動面に対して潤滑法と設計法の側面から工夫して、機械部品の高性能化を図ることを目的に研究に取り組んでいます。

メリット1.潤滑油及び極圧添加剤の使用量低減による環境負荷低減化。
メリット2.摩擦損失動力低減による歯車装置の高熱定格化。
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Konishi Laboratory