ブリラム県プリンセスチュラポンサイエンス高校(タイ)
ここではブリラム県プリンセスチュラポンサイエンス高校(タイ)との交流について紹介しています。
令和4年12月11日に開催された「第27回つやまロボットコンテスト」にタイチームが参加し特別賞を受賞しました
12月11日(日)に津山市総合体育館で行われた「第27回つやまロボットコンテスト」に、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校の学生2名、TanくんとPunくんが参加しました。
予選リーグでは「2勝 負けなし」の結果だったものの、総得点数の差でリーグ2位となり、惜しくも予選敗退となってしまいました。
しかしながら、最終的にアイデア賞を受賞することができました。
タイチームのロボットJimmyPTは各チームの注目を浴び、たくさんの参加者と交流することができました。
優勝したチームの方からは、もっとパワーのあるモーターを使った方がよいなどアドバイスをいただき、真剣な表情で聞き入る二人の姿が印象的でした。
タイチームの紹介では、学生アンバサダーが、事前にナレーションを英語から日本語に翻訳したものを動画に合わせて読み上げるなど、大活躍してくれました。
タイ人留学生が通訳として参加してくれ、Punくんは昨年も選手に選ばれながらオンラインでの参加となり、今年は来日して参加できた喜びと感謝の気持ちを述べていました。
新型コロナウイスル感染症の影響でタイチームの津山での参加は3年ぶりでしたが、大変充実した時間を過ごすことができたと思います。
今回の参加にあたり、多くの方々に大変お世話になりました。
この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
令和4年12月8日につやまロボコンに参加するタイの学生および教員が来校しました
12月8日(木)に、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校の学生2名と教員1名が、「第27回つやまロボットコンテスト」に参加するため来校しました。
本校到着が深夜だったため翌朝校長室を訪問し、岩佐校長と懇談しました。
AI通訳機ポケトークを使っての会話は大いに盛り上がり、3年ぶりに来日してロボコンに参加できる喜びと意気込みを、熱く語ってくれました。
その後、化学実験室、実習工場、マルチパーパスルーム(生物)を訪れました。
説明を聞きながら、とても興味深そうに見学して回りました。
1-1英語Ⅰの授業では学生と楽しく交流を深め、2-E電気電子回路の授業ではタイ人留学生の通訳のもと演習問題にも取組み、貴重な体験をすることができました。
放課後には7名のタイ人留学生と歓談した後に、"After School English"にも飛び入りで参加し、倉敷芸術科学大学の留学生や津山高専の学生たちと英語を使って楽しく交流することができました。
各所でアテンドしてくれる学生アンバサダーのお陰もあり、充実した1日を過ごすことができました。
令和4年12月7日にタイ王国ブリラムにて学生らが国際研究発表と化学実験教室を実施しました
タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール(PCSHS) 科学技術研修に参加した学生らが、12月7日(火)午前中、国際シンポジウムで発表しまし た。
発表では、専攻科生1名と本科生6名が、たくさんのタイ生徒に囲まれ、活発に議論しました(写真あり)。
分野も化学・生物・数学・機械工学などバラエティー豊かで、発表タイトルは、以下のとおりです。
○Yuta Watanabe, Kazuaki Hiroki "Syntheses, processability and properties of PEDOT-SELFTRON hybrid polymers"
○Soichiro Miki, Kazuaki Hiroki"Relationship between bubbles and mechanical strength in high-strength hydrogels containing CNF"
○Haya Munemoto, Syunma Matsuo, Norito Shibata "Analysis of regeneration of planarian intestinal cells labeled with fluorescence beads"
○Atsushi Tsuda, Shuto Yamamoto, Kosuke Hayashi, Ryuta Ushimaru, Ryusei Fukui, Takanobu Maezawa "Study on the changes and status of American crayfish populations"
○Jumpei Hayashi, Osamu Matsuda "The electronic structure of atoms in D-dimensional space"
○Kiyori Ikeda, Yuduki Mika "A day of our lives as girls majoring in mechanics"
同日午後、先進科学系の学生5名は、廣木准教授の化学実験教室のアシスタン ト、機械システム系の学生2名はタイ語講座に参加しました。
実験教室のテーマは「ゲル」で、プルプルやコリコリのハイドロゲルを実際につくって、物質の構造と強度とについて考えました。
難しいテーマながら、体験重視で盛り上がりました(写真あり)。
その後、全員合流してタイ舞踊(写真あり)やタイ料理の教室に参加 しました(写真あり)。
前日にはパノムルン遺跡見学など観光もあり、充実した日々を過ごしました(写真あり)。
三年ぶりに訪れたPCSHSブリラム校ですが、例年以上の大歓迎に感謝感激でした。
新型コロナウィルス感染症については、万全の備えで臨んだため、健康不良を一人も出さずに、12月11日(日)全員無事帰国しました。
写真は上から、研究発表、実験教室、タイ舞踊、タイ料理教室、遺跡見学のようすと集合写真です。
令和4年12月5日にタイ科学技術研修に出発しました
12月5日(月)から11(日)の旅程でタイ科学技術研修が行われ、教員2名と学生7名が、12月5日(月)に成田空港を出発しました。
ここ2年間はオンラインでの実施でたが、今年は久しぶりの現地開催となります。
一行はバンコクを経由して、ブリラム県プリンセスチュラポーンサイエンス高校を訪問してきます。
現地では、国際シンポジウムでの学生発表、廣木准教授による科学実験教室(学生は助手)、田村助教による特別講義を通して、国際交流を行ってきます。
令和3年12月24日に学生らが国際シンポジウム(オンライン)で研究発表しました
タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール(PCSHS)科学技術研修に参加した学生7名が、12月24日(金)に行われた国際シンポジウムで研究発表しました。
International Research Symposium Japan-Thaiは、今年で4回目を迎えます。
昨年に引き続き、新型コロナウィルス感染症の感染拡大により、PCSHSと本校を結んでのオンライン開催となりました。
両校の学校紹介に続いて行われた本校の発表内容は、以下の通りです。
○Yuta Watanabe, Ibuki Uchida, Soichiro Miki, Kazuaki Hiroki: "Syntheses and properties of PEDOT/SELFTRON hybrid polymers"
○Yuto Namba, Shigetaka Katori: "Research on growth conditions of fullerene crystals by solution process and their application to n-type organic transistors"
○Taiki Kurose, Toshihiro Kubo: "Tunneling effects on nanoscale devices using WKB approximation"
○Atsuki Kondo, Ryohei Fujita, Takanobu Maezawa: "Analysis of differences in sex-inducing processes among planarian species"
シンポジウムには、本校在学ののPCSHS留学生Bookくん(先進科学系3年)と草加くん(先進科学系4年)も参加し、活発な議論が行われました。
感染状況が落ち着いたとはいえ、世界規模で見ればまだまだ厳しい状況下、国際交流活動に応募して熱心に研究に打ち込み、発表を成し遂げた学生たちの成長は素晴らしいものです。
今年もタイに行くことは叶わなかったけれど、とても貴重な経験になったと信じます。
令和2年12月25日に学生らが国際シンポジウム(オンライン)で研究発表しました
タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール(PCSHS)科学技術研修に参加した学生4名が、12月25日(金)に行われた国際シンポジウムで研究発表しました。
International Research Symposium Japan-Thaiは、今年で3回目を迎えます。
今般の新型コロナウィルス感染症の流行により、PCHSHと本校を結んでのオンライン開催となりました。
両校の学校紹介に続いて行われた本校の発表内容は、以下の通りです。
○Ken Miyawaki, Ryo Moriguchi, "Effect of Reagent and Width on the Burning Time of Fuses"
○Tomoya Inokuchi, Kizuki Toyama,"Improvement of mechanical strength of agar"
シンポジウムには、本校在学ののPCHSH留学生BookくんとPoonくんも参加しました。
ブリラム校の研究発表もすばらしく、活発な議論が行われました。
先が見通せないなかで国際交流活動に応募し、オンライン開催が決まった後も熱心に研究に打ち込んで、見事に発表を成功させた学生たちの成長は、目を見張るばかりです。
実際にタイに行くことは叶わなかったけれど、とても貴重な経験になったと信じます。
令和元年12月13日にタイ科学技術研修に参加の学生らが帰国しました
12月13日(金)に、タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール科学技術研修に参加した学生らが帰国しました。
学生らは12月12日(木)に、バンコクにて文化について学び、深夜便にてスワンナプーム国際空港から羽田空港に翌朝に到着、その後、羽田空港から出発地の伊丹空港に戻ってきました(左の写真)。
学生らには、タイでの経験を生かしてグローバルに活躍できるように頑張って欲しいです。
12月13日(金)に、タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール科学技術研修に参加した学生らが帰国しました。
学生らは12月12日(木)に、バンコクにて文化について学び、深夜便にてスワンナプーム国際空港から羽田空港に翌朝に到着、その後、羽田空港から出発地の伊丹空港に戻ってきました(左の写真)。
学生らには、タイでの経験を生かしてグローバルに活躍できるように頑張って欲しいです。
令和元年12月10日にタイ王国ブリラムにて学生らが国際研究発表と化学実験教室を実施しました
タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール(PCSHS)科学技術研修に参加の学生ら5名が、12月10日(火)の午前中に国際シンポジウムで発表しました。
ポスター発表では、多くのタイ生徒と議論し、非常に盛り上がりました(左の写真)。
表彰式では、タイ側はトロフィーと賞状、津山高専からはテクニャングッズや廣木准教授からのペン贈呈がありました(左の写真)。
学生らの発表タイトルは、以下のとおりです。
○Tomomi Inoue "Hybridization of Conductive Polymers"
○Miyu Ota "Let's Share Scientific Knowledge with Kids! -- Instant Synthesis of Coumarins --"
○Akito Suzuki "The effect of water contents of gels reinforced with cellulose nanofibers on compressive stress"
○Hyu Takaki "Determination of critical micelle concentration of a unique surfactant used in silver nanoparticles synthesis by spectrophotometry"
○Masanobu Miyamoto "Improvement of mechanical strength of polyacrylamide gel: Drastic effect of adding cellulose nano fiber"
午後は、男子学生3名は廣木准教授の化学の実験教室の助手、女子学生2名はタイ語会話講座に参加しました。
実験教室は昨年より難しいテーマながら、発光の実験だったこともあり、盛り上がりました。
学生らは助手として、英語でのサポートを完璧にこなしました(左上の写真)。
その後、全員合流してタイ料理教室に参加しました。
現地で食べている料理の作り方を、実践的に楽しく学びました(左上の写真)。
夕方にはバレーボール対決があり、日タイ混成チームで白熱した好試合を展開し、さらに交流が深まりました(左上の写真)。
前日には事前準備や授業参加、パノムルン遺跡の観光(左の写真)もあり、充実した毎日を過ごしております。
令和元年12月7日にタイ科学技術研修へ学生5名が出発しました
12月7日(土)に、タイ王国プリンセスチュラポンサイエンスハイスクール(PCSHS)科学技術研修に参加する学生5名と引率の廣木准教授が、真冬の日本から常夏のタイへ出発しました。
左の写真は成田空港での参加学生です。
一行は夕方に成田空港を出発し、夜にタイのスワナプーム国際空港に到着したのち、バンコク市内のホテルで一泊しました。
左の写真はバンコク市内のホテルに到着した一行です。
翌日12月8日(日)に、ドンムアン空港から国際線に乗ってブリラム空港へ到着し、PCSHSブリラム校の方々から熱烈な歓迎を受けました。
左の写真はドンムアン空港のようす、左下は歓迎を受ける一行です。
その日の夜は、打ち合わせを兼ねて両校の面々でタイ料理を堪能しました。
左下の写真は滞在するブリラムのホテルです。
12月9日(月)~11日(水)に、科学実験講座や国際研究発表会などを通じて、学生らは英語でのコミュニケーションを学びます。
帰国は12月13日(金)の予定です。
平成31年2月22日にプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールで行われているロボコンに関する学生同士のディスカッションのようすが届きました
2月19日(火)から2月23日(土)にかけて、タイブリラム県にあるプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(PCSHS)に、つやまロボコン国際大会に参加した本校の学生2名が訪れ、学生間でコラボレーションの在り方について議論が行われました。
冒頭に校長先生ほか国際交流に関係のある先生方が、歓迎のご挨拶をしてくださいました。
つづいて、学内図書館に設置された特製フィールドでミニロボコン大会が行われ、昨年度のつやまロボコンに参加した日タイ学生による計4台のロボットが、サッカーゲームを行いました。
試合は、1回戦が日タイコラボレーションチーム同士で対戦し、2回戦は日本チーム対タイチームの競技を行いました。
競技に先立ち、日本のロボコンは相手を傷つけたり、暴力的なふるまいはしないことを説明したため、両者とも紳士的でかつ楽しい競技となりました。
ロボコンを終えた学生たちは、3グループに分かれて“学生目線による強いコラボレーションチームを作るには?”の課題について、それぞれ議論を行いました。
コミュニケーションや技術力の向上、設計ツールの標準化、渡航費用の問題など、さまざまな問題に対して多面的に考えながら闊達なディスカッションができました。
最後に、各グループの代表者が英語で発表を行い、先生方がコメントをくださいました。
学生目線でのチーム作りのアイデアは、ロボコンだけでなく多くの国際競技に役立つことと思います。
最後に、本渡航を支援くださった関係各所ならびPCSHSブリラム校の皆さまに感謝いたします。
左の写真は、ミニロボコン(最上段)とグループディスカッション(2段目と3段目)のようす、および教員の皆さまとの集合写真(最下段)です。
平成31年2月19日にタイ王国 プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校の学生と国際協働を活性化させるため学生が出発しました
平成31年2月19日(火)に学生2名と引率教員1名が、タイ王国 プリンセスチュラポーンサイエンス高校ブリラム校へ向けて出発しました。
本校は、津山市が開催する「つやまロボットコンテスト」にタイのプリンセスチュラポーンサイエンス高校とコラボレーションチームを結成し、
2017年と
2018年に参加しています。
今回の渡航事業は、KOSEN4.0の関連事業として、遠隔地に所在する両校の学生が共通のロボットを製作することを通じて遠隔国際PBLに必要なものは何かを対話の中から見出し、「地域のロボコンを活性化させること」を目的としています。
今後の国際協働を活性化させるための取り組みとして、参加者目線での議論を現地にて行う予定です。
左の写真は、タイへ行く乗継ぎの上海空港でのようすです。
帰国は、2月23日(土)の予定です。
平成30年12月29日にタイ プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール科学技術研修から帰国しました
平成30年12月29日(土)に、12月24日(月)からタイ王国ブリラム県プリンセスチュラポンサイエンスハイスクールにて科学技術研修を実施行っていた学生(5年生3名と4年生2名)と引率教員が、帰国しました。
学生らは、事前研修で身につけた英語でのプレゼンテーション能力をいかんなく発揮し、付属の中学生への化学実験教室では助手として導電性ポリマー合成成功へと導きました。
左上の写真は、化学実験室のようすです。
また、国際研究シンポジウムでは、300名の聴衆相手に堂々と発表するとともに、質疑応答していました。
左上と左の写真は、国際研究シンポジウムで発表する学生のようすです。
科学技術交流後には、写真や握手をねだられるなど、すっかり人気者になっていました。
左の写真は、タイの生徒との写真撮影を行っているようすです。
経由地のバンコクでも文化理解を行い、最後にはタクシーの値段交渉を行えるほどに成長していました。
左の写真は、王宮寺院ワット・ポーでの記念撮影です。
平成30年12月24日にタイ プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール科学技術研修へ出発しました
12月24日(月)に、タイ プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール科学技術研修に参加する学生と引率教員が出発しました。
本研修は、以前から交流をおこなっているブリラム校を会場として、今年度から新しい研修として実施するもので、本校から学生5名が参加しています。
学生は、英語でのプレゼンテーションをおこなうため少し緊張しているようすも見受けられましたが、発表会のみならず、現地の方との交流を通して充実した研修を送ってくれることと期待しています。
帰国予定は12月29日(土)です。
写真は、タイのバンコク スワンナプーム空港に到着したときのようすです。
平成30年12月16日に開催された「第23回つやまロボットコンテスト」に参加しました
12月16日(日)に、津山総合体育館にて「第23回つやまロボットコンテスト」が開催されました。
今年も国際大会ということで、本校の海外提携校であるプリンセスチュラポーンサイエンス高校(タイ)と、高専機構の海外提携校のニーアンポリテクニック(シンガポール)が、高専生との合同チームとして参加しました。
結果は以下の通りです。
高校一般の部:
優勝 「究極防御」(Robocon House)
第2位 「菖一技術研究会」(菖一技術研究会)
第3位 「ふたりはロボキュア」(岡山大学ロボット研究会)
技術賞 「Miskatonic」(岡山大学ロボット研究会)
アイデア賞 「THE LAST ALPHA」(新居浜高専、Ngee Ann Polytechnic)
デザイン賞 「笠工カブトガニ号」(笠岡工業高等学校)
グローバル高専賞 「4AM」(Ngee Ann Polytechnic)
小中学校の部:
優勝 「屯田兵」(加茂中学校)
第2位 「NYK」(弥生小学校)
第3位 「カレーうどんイカ天ぞえで」(津山東中学校)
技術賞 「たくみ」(鶴山中学校)
アイデア賞 「Science ver2」(津山東中学校)
デザイン賞 「3thees」(津山西中・向陽小学校)
今年も海外提携校を招聘するにあたりまして、津山市役所様に多大なるご協力をいただきました。
この場をお借りしまして深くお礼申し上げます。
写真は、開会式のようす(写真上段)、競技中のようす(写真中段)、津山高専とタイの合同チーム集合写真(写真左)です。
平成30年5月27日に津山高専とPCSHSの合同チームが水中ロボット競技会に参加しました
平成30年5月27日(日)に神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで行われた水中ロボット競技会(主催:IEEEほか)に、専攻科学生とタイ王国プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(PCSHS)ブリラム校との有志チーム(チーム名:T&J)が参加しました。
この競技会では、自律型水中ロボットによる競技(AUV部門)と自由演技を5分程度行うフリースタイル部門とが行われました。
この大会は国際大会の位置付けがなされ、両部門とも英語によるプレゼンテーションと実技が求められ、フリースタイル部門ではロボットのユニークさ、運動性能、自由演技の完成度、英語による配付資料を基に評価が行われました。
チームT&Jのメンバーは、昨年度のつやまロボットコンテストに参加した学生ら5名で構成され、フリースタイル部門に参加しました。
チームは、専攻科機械・制御システム工学専攻2年の松坂くんを中心に活動し、SNSを通じて意見交換をしながら作業をすすめました。
松坂くんらは、昨年つやまロボコンに出場したロボットをベースに流体工学の知識を活用した水陸両用クローラーロボットを製作しました。
なお同部門には、同じく専攻科機械・制御システム工学専攻1年生の行本くん(細谷研究室)が“3つのヒレを持つてくにゃん号”で参加しました。
当日は高専学生だけの参加となりましたが、大会の様子をSNSに逐次アップロードして情報を共有しました。
競技では松坂くんの英語によるプレゼンに合わせて専攻科の石原くんがロボットを操作し、水しぶきをあげながら水上を駆け巡るクローラーの演技で会場を盛り上げることができました。
この結果、表彰式ではフリースタイル部門3位に入賞することができました。
今回の大会は、国際会議に併設されていたこともあり、多数の海外勢や観客が来られました。
学生はレベルの高い他大学チームとも交流を深めることができ、教育的にも効果があったように思います。
平成29年12月17日に開催された「つやまロボットコンテスト」に参加しました
平成29年12月17日(日)に、津山総合体育館にて「つやまロボットコンテスト」が開催され、本校からも6チームが参加しました。
今年も国際大会ということで、本校の海外提携校のプリンセスチュラポーンサイエンス高校(タイ)と、呉高専の海外提携校のラドフォード高校(オーストラリア)が、高専生との合同チームとして参加しました。
結果は以下の通りです。
高校一般の部:
優勝 「RoboconHouse」(Robocon House)
第2位 「rm-rf/」(岡山大学ロボット研究会)
第3位 「ASAP」(岡山大学ロボット研究会)
技術賞 「Team.旧カリ」(津山高専)
アイデア賞 「TEAM RABBITS」(三宅 泰宏)
デザイン賞 「クレクターズ」(呉高専)
津山ロータリークラブ賞 「RoboconHouse」(Robocon House)
グローバル高専賞 「ラドフォード」(呉高専,Radford College)
小中学校の部:
優勝 「マキリン」((有)マキ保険)
第2位 「アトリエ・ロボクラ」(高野小学校)
第3位 「チーム 匠」(加茂中学校)
技術賞 「FUK」(鶴山中学校)
アイデア賞 「えび天セット、多めに」(津山東中学校)
デザイン賞 「えくっちょ」(江国 研輔)
津山ロータリークラブ賞 「マキリン」((有)マキ保険)
平成29年12月14日にタイの学生と教員が来校しました
平成29年12月14日(木)に、タイのプリンセスチュラポーンサイエンス高校の学生2名と教員1名が来校しました。
今回の目的は、12月17日(日)に開催される「つやまロボットコンテスト」に参加するためのものです。
12月15日(金)午前中は、則次校長への挨拶と懇談を行いました。
左の写真は、タイの学生・教員と則次校長との集合写真です。
続いて、授業参観と実験教室をとおして、津山高専と交流しました。
授業参観での先進科学系2年生との交流では、本校の学生が英語で津山高専の紹介やグループで研究内容の発表を行いました。
化学実験教室では、専攻科の学生と実験を進めながら交流を深めることができました。
左上の写真は授業参観の、左は実験教室の様子です。
午後からの津山市市長表敬訪問では、社会や文化の質問など活発な意見交換を行い、短い時間でしたが楽しいひとときを過ごしました。
宮地市長をはじめ津山市職員の皆さま、ありがとうございました。
左の写真は、宮地市長との集合写真です。
平成29年7月8日・9日にタイ王国プリンセスチュラポーンサイエンススクールにて合同ロボコンチーム結成のための打合せを行いました
平成29年7月8日(土)から7月9日(日)にかけて、グローバル高専事業を通じて交流を続けているプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールブリラム校(PCSHS-Buriram)に本校教員が訪れ、津山市ロボコンに出場する合同チームの結成に関する打ち合わせを行いました。
PCSHS-Buriram校はタイ王国のスーパーサイエンススクールであり、科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校です。
さらにテクノロジーやエンジニアリングに関する教育も重視しており、地域のトップ校としての非常にレベルの高い教育がなされています。
打合せには、本校ロボコン支援室の細谷准教授と大西教授が現地を訪れました。
初日には校長先生をはじめ国際教育担当教員、語学教育担当教員、ロボティックスクラブの生徒を交え目的の共通認識とルールの確認、チーム形態と作業分担に関するディスカッションを行いました。
会議は終始英語で行われ、スタッフだけでなく生徒も積極的に発言するなど、非常に有意義な打合せとなりました。
ディスカッションの後は施設見学を行い、ロボティックスクラブの生徒が現在取り組んでいるメカトロニクス工作や画像認識装置などを紹介していただきました。
二日目は、初日のディスカッションで不明確な点をクリアーにするため、教員間のディスカッションを行いました。
今後は両校の学生・生徒がコミュニケーションを取りながら、12月の大会に向けてロボット製作を行う予定です。
写真は打合せの様子(上)と校内の様子(中)、ロボテックスクラブで説明を行う生徒の様子(下)です。
平成28年12月18日から本校の教員と学生がタイ王国プリンセスチュラポーン高校を訪問しました
平成28年12月18日から23日の日程で科学を通じた国際交流のため、タイ王国プリンセスチュラポーンサイエンス高校を訪問しました。
メンバーは、廣木准教授(化学)、前澤准教授(生物)と電気電子工学科4年の門美志保さん、高田陸登くん、細江優佑くんです。
訪問した12月20日(火)の午前は、盛大な歓迎レセプションに始まり、学生による両校の紹介、前澤准教授による特別講義「Germ cell development in animals」、両校の研究活動の発表が行われました。
午後には、廣木准教授および学生アシスタントによる化学実験教室「A spectacle story in a tiny green leaf」を実施しました。
昨年度、JSTさくらサイエンスプランで招いた相手校の女学生もアシスタントに加わり、協力して実験を成功させました。
その後の文化交流も含めて、本校の学生はすべての活動において、積極的に英語でのコミュニケーションをとっていました。
本活動を通じて、教員および学生による科学を通じた国際交流が推進されたとともに、両校の連携に向けて大きな貢献ができました。
平成27年11月6日にタイ王国の高校との科学を通じた国際交流が終了しました
平成27年11月30日(金)から11月6日(金)の日程で、タイ王国の Princess Chulabhorn Science High School, Buriram(ブリラム県プリンセスチュラポンサイエンス高校)の教員2名と高校生3名を日本に招待しました(科学技術振興機構さくらサイエンスプラン採択)。
前半では、津山高専において歓迎式典を行った後、タイの方々に科学や工学を学んでもらいました。
国際シンポジウム "International Symposium on Advanced Technology" では香取准教授や趙助教、さらに専攻科の難波圭介くんや末田卓巳くんによる新規の科学技術の報告にとても高い関心を示してくれました。
廣木准教授による化学の実験教室 "Power of Conductive Polymer?" では、助手を務めた3年の高田陸登くん、細江優佑くん、門美志保さんから熱心な英語での指導を受けながら、タイの生徒は笑顔で生き生きと実験していました。
前澤講師による生物の実験教室 "Animal Body" では、3年の小野航くん、鈴木凱斗くん、田中秀弥くん、藤田治希くんの指導のもと、器用にスルメイカを解剖できました。
プラナリアやヒトとの組織の位置関係の違いから動物の進化についての考察を得ました。
また、高専祭(弥生祭)や津山城、衆楽園、つやま自然のふしぎ館の見学など、津山ならではの体験も楽しんでもらいました。
後半では筑波や東京において、最先端の科学に触れてもらいました。
本校からも廣木准教授、前澤講師、さらに昨年タイを訪問した4年の宮内慎くん、杉浦史紘くん、澤岻聖成くんがサポート役で同行しました。
筑波大学の小林研究室(生命領域学際研究センター)や木島研究室(物質・分子工学)、産業技術総合研究所の山下研究室では、著名な研究者の研究環境を肌で感じることができました。
また、産業技術総合研究所のサイエンス・スクエアやJAXA、お台場の日本科学未来館では、科学技術と我々の暮らしとのつながりを創意工夫凝らした展示によって分かりやすく学ぶことができました。
最後に、羽田空港にて本プログラムの修了認定式(左の写真)を実施し、タイの方々は帰国の途につきました。
今回の貴重な体験をタイで待つ生徒達と共有し、本国の科学技術の発展のために尽力してくれることを願います。
また、今回の訪問を通して本校の学生が英語の苦手意識を克服し、積極的にコミュニケーションを図るように成長してくれたことは大きな成果でした。
平成27年10月31日にタイ王国の招へい者の歓迎式を行いました
平成27年10月30日(金)~11月3日(火)の日程で、タイ王国プリンセスチュラポンサイエンス高校ブリラムの教員2名、生徒3名が本校を訪れ、10月31日(土)に歓迎式を行いました。
当校と本校とはかねてから交流があり、昨年12月には本校の教員2名と学生3名がタイを訪問しています。
前半の合併教室でのセミナーでは、小西国際交流委員長による本校の教育プログラム等の説明に引き続き、両校の学生・生徒がそれぞれの学校や自らの学習内容などを紹介しました。
左上の写真は昨年タイを訪れた本校学生等による学校紹介の様子、左の写真はプリンセスチュラポンサイエンス高校の生徒による学校紹介の様子です。
続いて、両校教員による今後の国際交流についての意見交換を行った後、校長室に場所を移し、双方の記念品の交換と昼食会を行いました。
左の写真は、記念品の交換を行ったソムポップ・ガァムマース氏と則次校長で、タイからは刺繍により校舎を描いた額と民族衣装が、本校からは津山縁の竹の工芸品などが、それぞれ贈られました。
一行は、滞在期間中、弥生祭の見学、廣木准教授の化学実験教室および前澤講師による生物学実験教室の受講、津山科学教育博物館の見学を行い、その後、つくばの産業技術総合研究所、東京の日本科学未来館などを見学して11月6日(金)に帰国する予定です。
平成26年12月18日から21日にタイのチュラポンサイエンス高校で実験教室と講義を行いました
平成26年12月18日(木)から21日(日)の日程で、タイの Princess Chulabhorn Science High School, Buriram(ブリラム県プリンセスチュラポンサイエンス高校)を教員2名、本科3年生3名が訪問してきました。
廣木准教授による化学の実験教室 "What is a conductive polymer?" では、助手を務めた宮内くん、杉浦くん、澤岻くんの熱心な指導により、25名の生徒全員が見事に導電性ポリマーの作成に成功しました。
前澤講師による生物の講義 "Reproductive Strategies in Animals" では、多くの生徒から質問が飛び出し、興味深く学んでくれました。
また、チュラポンサイエンス高校の生徒による研究発表も行われ、活発な議論がなされました。
料理やダンスなどタイ文化を学ぶイベントも用意され、科学と文化を通じた貴重な交流となりました。