7月20日に公開講座「天体観測会―君も未来のガリレオだ!―」第2回が開催されました
7月20日(金)18時30分から21時の間、天体観測会の第2回「夏休みスペシャル 手作り望遠鏡で月を見よう」が開催され、受講生23名と保護者を合わせた合計47名の参加者がありました。
佐々井研究室2年チャレンジゼミ基礎生4名と3年全系横断演習生6名が補助学生を務めました。
7月31日(火)に5,759万kmまで地球に大接近する火星や惑星などの楽しいクイズの後(左上の写真)、受講生は補助学生の助けも借りながら、木工ボンドを使用して組み立て望遠鏡の作成に取り組みました(左の写真)。
約1時間の熱心な作業の後、全員がケプラー式(倒立像)望遠鏡を完成させ、ピント合わせの練習をしました。
諸注意や今夜の見所プラネタリウム上映後の20時10分頃、参加者はマイ望遠鏡を手に快晴の校舎屋上に上がりました。
早速、月齢7.4の半月を望遠鏡の視野へ入れようと挑戦しました。
三脚に取り付けた倍率35倍の望遠鏡で苦労しながら月を導入し、ピント合わせをしていくと、アクロマートレンズ越しに見事な月が浮かび上がりました(左の写真)。
さらには木星を導入して、木星の横にイオ、ガニメデ、カリスト、エウロパというガリレオ衛星を観察できた参加者もいました。
また、今回は脇役に回りましたが、本校の口径35cm、20cm、15cm天体望遠鏡などで、月、金星、木星、土星、火星、こと座ベガ、うしかい座アルクトゥールス、はくちょう座2重星アルビレオ、ヘルクレス座球状星団M13なども観察しました(左の写真)。
左の写真は、7月13日(金)夜半過ぎに撮影した火星の様子です。
火星表面では大規模な砂嵐が発生していたらしく、模様がはっきりしませんが、水と二酸化炭素の氷からなる南北の極冠を確認することができます。
夏休み1日目に開催された公開講座に、とても熱心に楽しんで受講された参加者の皆さんにお礼を申し上げます。
7月14日に津山市立図書館で「光の化学実験ショー」が開催されました
7月14日(土)14:00から15:30まで、津山市男女共同参画センター さん・さん にて、調べる学習コンクールチャレンジセミナー「光の化学実験ショー」が開催されました。
指導は廣木一亮 准教授(化学)と守友博紀 助教(化学)、サポートは電気電子システム系2年の土居諒くんと先進科学系2年の田邊陽太くんで、小学生と保護者ほか約40名が参加しました。
この日のテーマは「光と化学」で、先生が繰り出す「光って何?」「色って何だろう?」「光を生みだすにはどうしたらいい?」という難問奇問の数々に、小学生は元気いっぱい答えてくれます。
さて、どうだろうと実験をしてみるわけです。
この実験ショーの魅力は、何といっても美しい化学発光・蛍光発光の数々です。
血液検出で有名なルミノール反応や、蛍光ペンなどに使われるフルオレセインやクマリンの合成と発光など内容は盛りだくさん。
最後はお決まりのサイリウムです。
全員がサイリウムを持って、合図と同時に化学発光させます。
色とりどりの発光に、皆さん大満足だったようです。