小学生向けオープンキャンパスが8月23日(日)に開催しました

小学生の方々のためのオープンキャンパスを8月23日(日)に開催しました. 内容としては,8種類の公開講座を主体とし,各学科の紹介として研究展示など行いました. 当日は,とても良い天気に恵まれおよそ300名の小学生とそのご家族の方々にご参加いただき, 公開講座だけでなく本校の施設などを見学していただきました.日曜日という貴重な時間を割いて参加してくださった, 小学生の皆様とそのご家族の皆様にはこの場を借り改めて御礼申し上げます.

電気電子工学科では,原田研究室による「びっくり極低温実験」, 西尾研究室による「LEDキラキラ点滅装置を作ろう」の2つを開講しました. 以下に少しではございますが,2つの公開講座の様子を紹介させていただきます.

びっくり極低温実験

「びっくり極低温実験」では,液体窒素を用いてマイナス200℃というものすごく低い温度での不思議な体験をしてもらいました. 体験内容は,液体窒素に風船を浸けて風船がみるみるしぼむ様子の観察, フィルムケースに液体窒素を注いで大きな音ととももにフィルムケースのふたが飛ぶ実験です. 普段の生活では見られない不思議な体験に参加してくれた小学生は興味を持っておりました. また,マシュマロを液体窒素に浸けていつもと違う食感のマシュマロや, オレンジジュースに液体窒素を注いで作るオレンジシャーベットの試食もあり, おもしろい体験でなくおいしい体験もできる公開講座に小学生やそのご家族の方々は楽しんでおりました.


LEDキラキラ点滅装置を作ろう

「LEDキラキラ点滅装置を作ろう」では,上の写真にあるような装置を作ってもらいました. 電子回路は通常ハンダなどを使用しますが,これはブレッドボードと呼ばれるキットを用いることで, ハンダ作業が無くとも導線や電子部品を差し込むだけで作成することができ,小学生でも簡単に作成することができます. 小学生の皆さんは,補助学生のアドバイスを聞き楽しみながら作成していました. 完成したあとは,好きな色のLEDを増やしたり, 部品を変更し点滅速度を変えたりといろいろ試してもらいました. 参加した小学生の皆さんはとても楽しんで電子回路に触れられたように感じました. また,あるお子さんは自宅に帰ってお父さんに見せていろいろ試してみたいと笑顔で語ってくれたことも印象的でした.