津山高専の平成28年6月のできごとです。

6月30日(木)に、進学ガイダンスを実施しました。
本校から大学や専攻科に進学した講師4人が、それぞれの勉強方法や入学試験受験時の体験談を交えながら、後輩に向けて、進学のアドバイスをしてくれました。
今年は3・4年生から42名の学生が参加し、先生や先輩方の促しもあり、先輩たちの話を聞くだけでなく、質問を活発に行い貴重なお話をうかがうことができました。

このガイダンスが、進学に向けての準備や保護者の方との話し合いを進めてもらうきっかけとなり、悔いのない進路決定をして欲しいと思います。
写真は、長岡技術科学大学 工学部 機械創造工学課程の西中勇登さん(左上)と、本校 専攻科 機械・制御システム工学専攻の阪井誉さん(左)が、それぞれの体験談を話しているところです。

6月29日(水)午前9時に、平成29年度専攻科学力入試(前期)の合格発表を行いました。
今回の前期学力入試では、電子・情報システム工学専攻7名が合格しました。
12月には、後期学力入試・社会人特別入試を実施します。

6月28日(火)に、
中国地区高専体育大会(夏季大会)壮行会に引き続き、インターハイの壮行会が本校第二体育館で開催されました。
今年のインターハイ(全国高等学校総合体育大会)は、「
2016 情熱疾走 中国総体」と題され、7月28日(木)から8月20日(土)の期間に、中国5県の様々な場所で開催されます。
岡山県で開催される種目の一つである卓球競技に、
岡山県予選会で8位となった水田灯哉 選手(電気電子工学科2年)(写真の黒いユニフォームの選手)が出場します。
本校学生会からの紹介を受け、水田選手から「これまでの練習の成果を発揮し、悔いの残らないプレーをする」との決意表明がありました。

6月28日(火)本校第二体育館で、中国地区高専体育大会(夏季大会)の壮行会が開催されました。
大会は、7月1日(金)から3日(日)の3日間、呉高専・広島商船高専・津山高専の3校で次の種目が実施され、多くの選手達が出場します。
【呉会場】陸上競技・バスケットボール・硬式野球・ハンドボール・柔道
【広島会場】剣道・ソフトテニス・卓球・水泳
【津山会場】サッカー・バレーボール・テニス ・バドミントン
壮行会では、各部選手代表による決意表明がありました。
全国大会出場を目指し頑張りますので、応援よろしくお願いいします。

6月26日(日)に、
津山卓球協会が主催する「平成28年度美作地区加盟団体前期卓球リーグ戦大会」が、津山総合体育館で開催されました。
この大会では、実力別に1部・2部・3部・4部・5部(男子のみ)に分けての順位決定戦が行われ、基本的に1位は上位リーグへ、 最下位は下部リーグへの入れ替えが行われます。
本校からは、男子の部には卓球部の男子部員による5チーム(A〜E)と卒業生・教職員チーム「弥生クラブA・B」、女子の部には本校卓球部と津山工業卓球部の女子部員による「弥生クラブA・B」の、合計9チームが参戦しました。
この試合では、男子の部で津山高専Aが1部リーグで準優勝したのを含め、男女の種々のリーグで上位入賞を果たし、7チームが賞状を授与していただく好成績を収めることができました。
左の写真は男子1部リーグの試合の様子で、写真中央の赤のユニフォームが津山高専Aチーム、黒のユニフォームが弥生クラブAチームで、新旧の津山高専卓球部のエース対決です。
また、本大会の開会式において
インターハイへの出場が決定した水田選手に対して、活躍を祈念した激励金をちょうだいしました。
この場を借りて津山卓球協会関係の皆様に深くお礼申し上げます。

6月25日(土)・26日(日)の二日間、ハンドボール部が北九州高専に練習試合に行ってきました。
練習試合では、北九州高専・有明高専・久留米高専さんと対戦し、二日間の戦績は4勝3敗1分でした。
7月2日(土)・3日(日)の中国地区高専体育大会を前に、有意義な練習試合になりました。

6月25日(土)に石川県金沢市で開催された情報処理学会第158回アルゴリズム研究会において、情報工学科5年の河村奈々さんが「一般化de Bruijnダイグラフと一般化Kautzダイグラフの拡張について」と題して、研究成果を発表しました。
初めての学外での発表ということで、緊張しているようでしたが、発表・質疑応答ともにしっかりと行っていました。
今回の経験を通じて発表での課題がみつかったので、今後、改善していってくれるものと期待しています。
写真は、発表直前の学生の様子です。

6月25日(土)に、科学ゆめクラブ津山主催の小学生を対象にした科学体験教室が開催されました。
小学生21名の参加を得て、機械システム系の趙教員と学生5名によるCAD/CAM体験「レーザー加工でオリジナルネームタグを作ろう」が行われました。
パソコンの操作は初めての参加者も、アシスタントの学生に尋ねながら自分のイメージに合わせて設計できました。
左の写真は、CADを操作してオリジナルのネームタグを設計しているところです。

レーザー加工機の動きに、皆さん感心していました。
レーザー切断されたアクリルタグの表面に、ホログラムフィルムや金属片をUV硬化樹脂で固定して飾りつけを行いました。
左の写真は、レーザー加工で切り出されたネームタグの表面に、UV硬化樹脂でデコレーションをしているところです。
オリジナルデザインのネームタグを完成して、皆さん満足そうでした。
最新の加工技術の一端に触れることのできた科学体験教室でした。
この活動は、独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」の助成を受けて実施しています。

6月24日(金)に静岡県浜松市で開催された土木学会海洋開発委員会第41回海洋開発シンポジウム(2016)において、機械・制御システム工学専攻2年の平尾瑞樹くん(細谷研究室)が「変動流速場に置かれた弾性支持円柱が圧電バイモルフ素子を弾く渦励振発電機構の試作 」と題して、研究成果を発表しました。
この会議では海洋や沿岸開発に関する研究が対象とされており、査読を通過した論文のみが登壇を許されます。
平尾くんは、行政の研究機関の研究者や大学生、建設コンサル等の海岸工学者に混じって口頭発表を行い、質疑に対してしっかりと答えていました。
写真はシンポジウム会場の学生の様子です。
指導教員としては、今回の成果を今後の特別研究に活かしてくれることを期待しています。

6月24日(金)18時30分より、二年生学年懇話会が実施されました。
最初に各クラスに分かれて、担任からクラス概況などについて説明があり、クラスごとの懇話会が持たれました。
その後、合併教室において4クラス合同の全体会が実施されました。
二年団教員の紹介、二年生ホームページの紹介の後、進路支援委員長が「昨年度の就職・進学状況の実績 」について講演を行い、最後に活発な質疑応答がありました。
天気の悪いなか、多くの保護者の方にご参加いただき、このような機会を設けてよかったと思います。

6月24日(金)に、平成29年度専攻科学力選抜試験(前期)を実施しました。
受検者は、電子・情報システム工学専攻7名です。
この後、6月29(水)に合格発表が行われます。

津山駅バスセンター前に設置されている津山高専の看板を、オープンキャンパス仕様に変更しています。
より多くの方に、オープンキャンパスに参加していただければと思います。

6月22日(水)に、2年生1クラスと4年生3クラスが、
先週に続いて校外教育(工場見学)に出かけました。
機械工学科2年:共和機械(株)・岡山県広域水道企業団岡山浄水場
電気電子工学科4年:関西電力大河内発電所・パナソニックエコテクノロジーセンター(株)
電子制御工学科4年:サントリープロダクツ(株)高砂工場
情報工学科4年:(株)明治 大阪工場
出発式(左の写真)では植月教務主事より、普段の学校生活では勉強できない工場見学のポイントや心構えのお話がありました。

津山高専では、教職員の安全意識の向上と職場環境の改善に取り組んでいます。
労働安全衛生規則第23条に基づき、毎月一回安全衛生委員会を開催し、その後、安全・衛生という観点で各職場の巡視を行っています。
通常業務時や災害発生時の事故の未然防止もその目的の一つです。
その会議・巡視には教職員だけでなく、学外の産業医にも参加していただいています。
今月(6月)の21日(火)に、今年度第3回目の職場巡視を実施しました。
今回の巡視は、友朋会館の学生課事務室、保健室、非常勤講師控室において行われました。
事故を未然に防ぐことを目的に、危険を予測し整理整頓を依頼するなど、教職員の安全で衛生的な活動場所を確保しながら、お互いに安全意識を高める努力をしています。

6月18日(土)・19日(日)に、呉工業高等専門学校にて中国地区高等専門学校執行長会議・文化連盟運営委員会が開催され、本校から学生会長と弥生祭実行委員長の2名が参加しました。
これは中国地区高専の学生会長と高専祭担当者が集まり、各校の学生会活動や高専祭運営での問題点や取組みを紹介・協議する会で、毎年開催されています。
会議では各高専の様々な活動や工夫が紹介され、今後の活動に活かせる多くの情報を得ることができたようです。

6月17日(金)から6月19日(日)の3日間に渡って、第63回中国高校選手権大会が鳥取市・鳥取県民体育館で開催されました。
大会初日は、開会式とダブルス競技(本校からの出場はなし)が行われました。
大会2日目は学校対抗の団体戦が行われ、
6月4日(土)・5日(日)の県総体で4位の成績を収めた津山高専男子チームが、昨年に続く2年連続で試合に出場しました。
対戦相手は山口県3位の萩光塩学院で、本校の選手達は全力でがんばりましたが、残念ながら初戦を突破することはできませんでした。

大会3日目はシングルス戦が行われ、
5月28日(土)のランキング戦で8位となった水田選手が試合に出場しました。
対戦相手は広島県6位の安佐北高等学校の選手で、善戦したもののあと一歩およばず、こちらも初戦で敗退となりました。
左上の写真は、団体戦に出場した選手と応援に駆け付けた部員達の、会場での集合写真です。
左の写真は、団体戦の試合の様子で、写真中央の左側が本校のダブルスチームです。

6月18日(土)14:00から16:00まで、公開講座第2回「大発見?珍発見?化学なるほどヒストリー! 化学が「科学」になった時」が、化学実験室にて開催されました。
参加者も保護者も白衣を着て、化学実験です。
指導は廣木一亮 准教授(化学)、サポートは廣木チャレンジゼミナールチームの7名です。

テーマは「化学が科学になった時」、話は古代から続いた魔術めいた錬金術に決別し、近代的な「化学」に生まれ変わる瞬間を、「燃焼」に関するさまざまな実験を通して知りました。
木炭や鉄が酸素中で激しく燃焼し、硫黄は青い炎で燃え、水素と酸素が爆発!
参加者の皆さんは驚きの実験の数々から、化学の奥深さを体感しました。

6月18日(土)に、JICA関西(神戸)で開かれた官民協働海外留学支援制度〜トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム【高校生コース】の壮行会に、情報工学科3年の山下駿くんが参加しました。
この留学支援制度は、日本企業186社と文部科学省が行っている留学支援制度です。
高校生コースは、今回が2期生になります。
この2期生の募集では約2000名の高校生から500名程度が選出され、海外に留学します。

山下くんはゲーム制作に興味をもっています。
そこで、ゲーム産業に力を入れているメルボルンで、ゲーム制作会社訪問と語学研修を夏季休業期間を利用して行います。
官民協働のこのプロジェクトの壮行会では、馳文部科学大臣がスピーチをされました(左上の写真)。
また、壮行会後にはトビタテ!留学JAPANの経験者と今回の派遣学生の懇親会と事前研修が行われました。
左の写真は、山下くん(左)とトビタテ!留学JAPANの経験者の方です。

6月16日(木)19時40分から、北辰寮の防火避難訓練を実施しました。
夜間に寮棟から火災が発生したことを想定し、火災発生時の迅速な避難と全寮生の安否確認の訓練を、毎年この時期に実施しています。
左の写真は、発煙筒を焚いている様子です。

3寮棟内で発煙筒を焚き、非常ベルが鳴り響くなか、第2体育館へ避難しました。
非常ベルが鳴り響く中でも冷静に避難することの大切さを学ぶ貴重な体験となりました。
左の写真は、避難して集合した様子です。

6月15日(水)に次の3クラスが校外教育(工場見学)へ出かけました。
電気電子工学科2年:旭化成(株)水島製造所・サノヤス造船(株)水島製造所
電子制御工学科2年:キリンビール株式会社岡山工場・JFEスチール(株)西日本製鉄所
情報工学科2年:計算科学振興財団 高度計算科学研究支援センター・理化学研究所 計算科学研究機構
学校を離れて工場等を見学し、自分の将来を考える機会にと設けている行事です。
左の写真は、出発式で校長先生の話を聞く様子です。

6月14日(火)に、この夏に海外研修に参加する学生によるキックオフ集会を開催しました。
津山高専では国際交流事業に力を入れており、夏休み期間などを利用した海外研修を企画しています。
今年度も、カナダでのホームステイプログラム、ニュージーランドでの高校体験プログラム、ベトナムや中国に事業所のある日系企業でのインターンが行われます。
カナダに12名、ニュージーランドに2名、海外企業インターンに7名の学生が参加します。

さらに他高専主催のオーストラリア研修に1名、台湾聯合大学に1名、文藻外語大学(台湾)に1名が参加し、文科省のトビタテ留学JAPANの留学支援制度に採択された1名がオーストラリアに渡航します。
キックオフ集会では、国際交流委員長からの挨拶、校長先生から激励挨拶(左上の写真)をいただいた後、各プログラムの代表者(左の写真)が抱負を述べました。
その後、海外渡航の注意点を学ぶ危機管理講習が行われ、参加学生は真剣な面持ちで話を聞いていました。

先進科学セミナーとは、総合理工学科の未来を、先進科学というキーワードとそれぞれの教員の研究活動から考えていこうという試みです。
6月10日(金)開催の第2回目は、柴田典人准教授が「幹細胞が見せるしなやかさとしたたかさ」というタイトルで講演しました。
セミナーでは、先ずこれまでの研究を紹介があり、次に主にプラナリアを用いた分化全能性肝細胞に関する最近の研究について、素人にも分かりやすい説明がなされました。
その後、参加者と内容などに関する多くの質問と議論、意見交換があり、充実した1時間半となりました。

横浜市の「パシフィコ横浜」で6月8日(木)から11日(土)のあいだ開催されたロボティクス・メカトロニクス講演会2016 in Yokohamaに、次の専攻科生が参加し研究成果を発表しました。
○機械・制御システム工学専攻1年 安藤祥汰くん(細谷研究室)
「千鳥状に配置された魚型推進機構に関する実験的研究―三台のヒレ型推進機が作り出す流れ場と推力の関係――」
○機械・制御システム工学専攻2年 藤原佑輔くん(細谷研究室)
「アルキメディアンスクリューとプロペラスクリューの特徴を持つハイブリッド型推進機の水中推進特性に関する研究」
会場は多数の研究者・大学教員・学生らが見学に来ており、活発な議論が交わされました。
二人のポスター発表ブースには、見学者が途切れることなく来ていただきました。
また他大学の研究発表には現在学生たちが進めている研究と類似したものも多数みられ、学生たちはかなりの刺激と焦りを感じているようでした。
写真は発表ブース前の学生の様子です。

6月8日(水)から14日(火)までの一週間は、本科の前期中間試験です。
各教科ともに、これまでの学習の成果を測り今後の授業の進め方を確認する大切な試験です。
学生の皆さんは、暑い日が続いていますが、十分な準備のもと学習成果を存分に発揮してください。
写真は、「中国語II」の試験問題に取り組んでいる様子です。

6月4日(土)・5日(日)に第55回県高校総体(団体) 兼 第85回全国高校大会県予選会(団体) 兼 第63回中国高校大会県予選会(団体)が、きびじアリーナ(総社市)で開催されました。
大会は最初にベスト4までを決定するトーナメント戦(男子60チームと女子41チーム)が行われました。
津山高専女子チームは、1回戦で玉野高校に勝利したものの、続く2回戦での美作高校(今大会7位)との対戦で、残念ながら途中敗退となりました。
津山高専男子チームは、
昨年度末の新人戦で3位であったためシード扱いとなり、2回戦からの出場でした。
大会1日目のトーナメント戦では、総社南高校・大安寺中等・岡山理大附との対戦に勝利し、ベスト4入りが確定しました。
大会2日目は、ベスト4チームの総当たりリーグ戦での順位決定戦が行われました。
左の写真は、関西高校(今大会1位)との対戦の様子で、右側の青いユニフォームが津山高専の選手達です。

残念ながら順位決定戦では勝利をすることができず、
最終順位は4位となりました。
インターハイへの出場権は逃しましたが、
昨年度と同様に
2年連続で中国大会の出場権を得ることができました。
左の写真は閉会式での表彰状授与の様子で、一番右側で賞状を受け取っているのが津山高専の内田主将です。
中国大会は鳥取県民体育館(鳥取県)にて6月17日(金)〜19日(日)の期間に実施されます。
レギュラー選手を中心に、卓球部が一丸となって頑張っていきますので、ご声援をよろしくお願いします。

6月3日(金)には、6月2日(木)の専攻科電子・システム工学専攻のテーマ発表会につづき、機械・制御システム工学専攻の1年生12名による特別研究のテーマ発表会が行われました。
発表では主に、これから取り組んでいく研究の背景や目的と専攻科2年間で実施する研究計画について述べ、教員からの質疑応答にも的確に答えていました。
写真はテーマを発表する専攻科生の様子です。

6月2日(木)に、専攻科電子・情報システム工学専攻の1年生7名が、テーマ発表会として、専攻科2年間で実施する特別研究の概要や研究計画について発表しました。
ほとんどの学生は、本科で実施した卒業研究を継承するテーマに取り組んでおり、それを進展させるものとなっています。
専攻科では、2年間で発表機会が4回あり、そのうちの最初の発表会です。
さらに、1回以上の学会での外部発表することが義務づけられています。
今後、特別研究において成果が上がることを期待します。

6月2日(木)に教材用自転車ロボットが納品されました。
このロボットは、岡山県玉野市のタマデン工業株式会社で開発されましたが、技術教育のための教材化にあたっては津山高専情報工学科の曽利仁准教授と大西淳教授も協力してきました。

今年も情報工学科5年生赤松昌俊くんと近藤瑞樹くんが、卒業研究で取り組みます。
これから多少の調整をして、来月には大手模型メーカーの製品として完成の予定です。
左の写真の人物は、タマデン工業の武下博彦氏(右)と赤松くん(左)です。
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