津山高専の平成23年3月のできごとです。

3月31日(木)、本校合併教室において退職者および転出者の退任式・離任式を実施しました。
校長および総務課課長から退職者および転出者の紹介があり、各人からご挨拶いただき、感謝の意を込めて花束が贈呈されました。
(退職者)
一般科目 三浦和久教授
電気電子工学科 佐藤信廣准教授
学生課 庄司知広課長補佐
教育研究支援センター 上田達男技術専門職員
(転出者)
事務部 宮地弘事務部長
総務課 藤原浩一課長補佐
総務課 山下泰彦課長補佐(学術・社会連携推進事務室長:命)
総務課 藤堂直彦施設係長
総務課 出原泰彦学術・社会連携推進係長
総務課 佐藤良子主任
学生課 岩崎正樹主任
総務課 大智恵理子一般職員
学生課 正木美加一般職員

3月31日(木)、本校会議室において平成22年度退職者に係る永年勤続表彰者表彰式および感謝状贈呈式を執り行いました。
被表彰者に対し表彰状・感謝状および記念品が授与された後、校長から祝辞があり、被表彰者を代表して三浦教授から謝辞がありました。
(被表彰者)
一般科目 三浦和久 教授
電気電子工学科 佐藤信廣 准教授
学生課 庄司知広 課長補佐
教育研究支援センター 上田達男 技術専門職員

3月30日(水)の10時から特別会議室において、平成22年度第3学年修了式を挙行しました。
高等学校卒業と同等の高専第3学年修了を機会に、別の進路に進む修了生に対して修了証を授与する式典です。
出席した4名の修了生に対して、岡田教務主事(副校長)から修了書授与に続いて、激励の言葉が贈られました。

3月25日(金)〜28日(月)、愛媛県久万高原町で行われた第18回久万高原町長杯ラグビーフットボール大会に、岡山県選抜チームの一員として、福井隆大くん(機械工学科2年・津山東中学校出身)が参加しました。
岡山県を代表するチームに選出され、多少緊張気味でしたが、日が経つに連れ、他校の選手とのコミュニケーションもとれるようになり、他の強豪校の選手からたくさんのことを学ぶ良い機会となったと思います。

3月24日(木)に「平成21年度教育研究活動支援経費に係る研究報告会」を視聴覚教室で開催しました。
研究費助成を得た19名の中から6名が報告を行い、参加者は熱心に聴きました。
本助成が研究の進展と外部資金の獲得に繋がれば幸いです。
なお、報告者は次の方々です(敬称略)。
お忙しいなか、報告をありがとうございました。
吉富秀樹(機械工学科)、八木秀幸(電気電子工学科)、竹谷尚(電子制御工学科)、坂井良広(情報工学科)、佐々井祐二(専門学科共通科目)、江原由美子(一般科目・文科系)

3月23日(水)・24日(木)に、新居浜高専主催による「第37回中国・四国地区高等専門学校バドミントン大会」が愛媛県新居浜市で開催され、本校から男女10名が出場しました。
種目は団体戦・個人戦シングルス・個人戦ダブルスで、中四国の高専10校から参加がありました。
男子個人戦シングルス1部で、石井貴之くん(電子制御学科4年)が4位という好成績を残しました。

毎年恒例の中国地区および四国地区の高専卓球部が集まる大会が、3月21日(月)と同22日(火)に
高知高専の主催で開催されました。
会場の南国市スポーツセンターに、徳山・米子・広島商船・津山・香川(高松)・香川(詫間)・新居浜・高知の8校から男子選手138名と女子21名の合計159名が集まりました。
大会初日は団体トーナメント戦が行われました。
左の写真はダブルスの様子で、手前の白いユニフォームが津山高専Dチームです。
本校からは主力のAチームを筆頭に合計4チームが参戦しましたが、善戦空しく途中敗退となりました。

大会2日目は個人戦が行われ、男子は実力別の1部および2部のトーナメント戦、女子は3人ずつのリーグ戦による順位決定戦が行われました。
左の写真は、松永主将(赤いユニフォーム)が中国地区の強豪選手にサービスエースを決めた瞬間です。
各選手が持てる力を発揮し、最後まで頑張りました。
最上位の結果は國米選手のベスト16でした。

3月20(日)・21日(月)、岡山県美作ラグビー・サッカー場において行われた平成22年度中国高等学校合同チームラグビーフットボール交流大会に、福井隆大くん(機械工学科2年・津山東中学校出身)、橋本到くん(電子制御工学科2年・井原中学校出身)、山北慈音くん(電子制御工学科2年・真備中学校出身)、生駒将太くん(電子制御工学科1年・北陵中学校出身)、内藤佑介くん(電子制御工学科1年・鴨方中学校出身)、田渕創くん(電子制御工学科1年・上斎原中学校出身)の6名が、岡山県選抜チームの一員として参加しました。
大会は2日間で岡山を除く中国4県とリーグ戦方式で戦うものでした。
岡山選抜チームは、初日に山口選抜と広島選抜、2日目に島根選抜と鳥取選抜と戦いました。
初日に広島選抜に敗れましたが、残りはすべて勝利し、3勝1敗という結果でした。
6人とも試合に出場し、普段味わうことのない貴重な経験をしたことと思います。
試合後、選手表彰が行われ、7月に長野県の菅平で行われる「第7回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会」へ出場する中国選抜チームの選手22名が発表されました。
本校からも試合での活躍が認められ、福井隆大くんが中国ブロック代表選手に選出されました。
なお、福井くんは4月に東京で行われる「ジャパンセブンズ2011」の中国選抜チームにも選出されました(※東日本大震災の影響により、3月25日にジャパンセブンズは中止が決定しました)。

本校卓球部は、高体連の
秋季大会および
新人大会で、ともにベスト16でしたので、本大会に出場することができました。
この大会は
岡山県卓球協会が主催するもので、3月20日(日)に
桃太郎アリーナで開催されました。
男子団体には合計で49チームが参加しており、最初に本校を含む4チームでの予選リーグ戦が行われました。
左の写真は予選リーグの試合の様子で、手前の黒いユニフォームの2名が本校選手です。
残念ながら力及ばずで、予選リーグは4位でした。
続いて、予選各組で4位となった12チームと5位となった1チームを加えての合計13チームでトーナメント戦を行いました。
こちらについても途中敗退となりましたが、県内の強豪チームと対戦できたことは良い経験でした。

3月19(土)〜21日(月)、岡山県美作ラグビー・サッカー場において行われた平成22年度U16中国ブロック講習会兼U17日本代表候補一次選考会に、忠政勇希くん(機械工学科1年・勝央中学校出身)が参加しました(もう1名の参加予定学生は、病気のため急遽、参加を取りやめました)。
中国ブロックの強化・発展を目指して、中国ブロックU17選手の選考を行い、選手の育成・強化と指導者の研修に努め、さらに、幅広くもれのない人材を発掘し、U17日本代表、高校日本代表へとつなげていくことを目的としたこの講習会は、まさにU17の中国地区のトップレベルを集めた講習会であり、80名弱の参加で、しかも岡山県から15名しか選出されていない講習会に、本校から選手を送り出したことは非常に名誉なことです。
講習会では日本協会のコーチ等の参加で、トップレベルの指導を仰ぐことができ、参加した選手は非常に貴重な経験になったと思います。
この講習会で学んだことを、今後チームへ還元し、チームのレベルアップを図って欲しいものです。

3月15日(火)10時30分から、ベルフォーレ津山において、平成22年度津山工業高等専門学校卒業式・専攻科修了式を挙行いたしました。
ご来賓・保護者・在校生・教職員の見守るなか、卒業生147名(機械工学科36名、電気電子工学科43名、電子制御工学科35名、情報工学科33名)と専攻科修了生24名(機械・制御システム工学専攻10名、電子・情報システム工学専攻14名)が、就職や進学などそれぞれの道へ決意を新たに踏み出しました。
稲葉校長から各学科総代と専攻科総代の学生に、卒業証書と修了証書が手渡され、はなむけの言葉が贈られました。

ご来賓を代表して津山市長から、3月11日(金)に東北・関東地方を襲った甚大な地震・津波被害に被災された皆様へのお見舞いと、困難な状況の中で本校を旅立つ学生達への励ましのお言葉をいただきました。
表彰状授与では、優秀賞・学会賞とともに、箕作賞が津山市長から直接贈られました。
卒業生と専攻科修了生は、津山高専で学んだ多くのことをこれからの人生に活かして活躍してくれることと思います。

3月12日(土)と13日(日)に、周南市文化会館において開催された第32回中国地区高等専門学校文化連盟主催「美術部合同展示会」に参加しました。
左の写真は津山高専美術部員の出品作で、いずれの作品も合評会講師の方から高い評価を受けました。

機械工学科4年生の竹森建斗くんが、「門」という題名のサイン画を出品し、準優勝しました。
左の写真は、竹森くんが徳山高専学生主事から表彰されているところです。

左の写真は、今回参加した学生たちです。

3月10日(木)午後、岡山大学自然科学研究科棟2階大講義室において「科学Tryアングル岡山」主催、連携教育研究プロジェクト成果発表会が行われ、岡山大学など各連携機関から合計11件の発表がありました。
本校からは佐藤誠教員、中村教員および西尾教員のグループから合計10名が参加しました。

電子制御工学科3年亀山真貴さん、電気電子工学科5年近藤康之くんおよび電子・情報システム工学専攻2年林潤一くんがそれぞれ講演発表を行ったのち、参加者全員が各自のテーマについてポスター発表をしました。
写真左上は講演発表する電気電子工学科5年の近藤康之くん、写真左はポスター発表の様子です。
なお、本プロジェクトは、岡山大学・岡山理科大学・倉敷芸術科学大学と本校が連携して教育や研究を行い、本事業の内容をさらに充実させるものです。

企業技術者等活用プログラムによる「CADおよびCAEに関する資格習得指導」を、3月7日(月)〜12日(土)の日程で地域共同テクノセンター計算機応用室で実施しています。
受講生15名(機械・制御システム工学専攻2年:2名、1年:3名 電子制御工学科5年:2名、4年:7名、3年:1名)が外部講師4名の指導を受けて、来年度のCAD利用技術者試験や、次ステップの機械学会「計算力学技術者認定試験」に向けて頑張っています。
6月CAD利用技術者試験、7月に3次元CAD利用技術者試験が行われ、合格すれば専門的なCAD利用技術者として就職に有利です。
また、ロボコン・卒業研究・特別研究へのデジタルエンジニアリングの適用、さらには職場でのCAE(Computer Aided Engineering)のリーダーとしての飛躍が期待できます。
このプログラムは、平成22年度高専機構の企業技術者等活用経費として措置され、退職技術者を含む企業人材等を教育等へ活用するためのものです。

企業技術者等活用プログラムによる「電気工事士資格の実技講習会」を、3月7日(月)〜11日(金)の日程で電磁気学応用実験室で開催しています。
受講生16名(電気電子工学科1年:2名、2年:6名、3年:8名)が外部講師5名の指導を受けて、来年度の第二種電気工事士資格試験の合格向けて頑張っています。
6月に筆記試験、7月に技能試験が行われ、合格すれば一般用電気工作物の電気工事作業ができます。
このプログラムは、平成22年度高専機構の企業技術者等活用経費として措置され、退職技術者を含む企業人材等を教育等へ活用するためのものです。

3月7日(月)15時30分から、第4回FD研修会を開催しました。
今回のサブテーマは、『「何を学んだか」「何を学ぶべきか」を確認する取組に向けて〜津山高専の全授業をアクティブラーニング化する〜』です。
全体会と、4班に分かれての分科会とで実施しました。
全体会では、松田教育システム改革WG座長から、本年度FDの総括と平成23年度に向けての授業法改善パートナーシップからの提案の説明があり(左の写真)、続いて稲葉校長からの講話がありました。

その後、4班に分かれて、授業法改善パートナーシップからの提案に対してのグループディスカッションを行いました(左の写真)。
このグループ討論形式も定着しつつあり、少数による熱心な議論を通して教育改善の進むことが期待されます。

3月5日(土)に、電気電子工学科5年の日下鉄也くんが、大阪中央電気倶楽部で開催された電気学会関西支部平成22年度高専卒業研究発表会で研究成果を発表しました。
全発表件数22件のうち、日下くんの発表だけが英語で行われました。

発表タイトルは "Study of white light emitting device using hydrogenated carbon nitride double layers"です。
写真は発表中(左上)および「論文発表賞」受賞時(左)の日下くんです。

応用物理研究室では天文関係の教育・研究にも注力しており、井原市の美星天文台と連携を進めています。
3月4日(金)22:00から5日(土)04:00まで、今回は電気電子工学科2年生の宮内雄輝くんが、美星天文台の口径101cm望遠鏡を使用し、テーマ「春の天体撮影」に取り組みました。
最初の1時間程度、ハンドコントローラーで望遠鏡に天体を導入し、オリオン大星雲の中央に輝く4重星であるトラペジウムなどを眼視で観望しました。

次に、一眼レフカメラをナスミス焦点に接続し、おおぐま座ふくろう星雲M97・りゅう座キャッツアイ星雲NGC6543など9天体を撮影していきました。
観測にご協力とご指導をいただいた美星天文台の綾仁一哉台長に感謝いたします。
写真は、観望する学生の様子(左上)と、撮影後、画像処理をした おとめ座ソンブレロ銀河M104(左)です。
これはメキシコのソンブレロという帽子に似ていることから名付けられた銀河です。

3月4日(金)に、電子・情報システム工学専攻1年の岸本純樹くん(下西研究室)と新免泰陽くん(田邊研究室)、情報工学科5年の笠原遼太くん(曽利研究室)が、中国電力本社で開かれた電気学会中国支部第3回高専研究発表会で研究成果を発表しました。

岸本純樹(写真左上)
「自作倒立振子のパラメータ同定について」
新免泰陽(写真左)
「PEFCにおける過渡応答解析のためのインピーダンス測定」
笠原遼太(写真左下)
「二輪自転車ロボットの姿勢制御と方向制御」

この発表会は、中国地方および四国地方の高専生や専攻科生らが研究発表を行っています。
これまでの研究成果を発表するとともに、他高専の学生の発表を聞くことができ、学生にとっては刺激になる発表会だったと思います。

3月4日(金)に、先日発表した平成23年度入学者選抜試験合格者に対して、第一回目の入学説明会・手続を開催しました。
推薦合格者と学力合格者で本校入学を決めた皆さんに来ていただき、入学に必要な手続を行っていただくとともに、校長の歓迎のあいさつに続き、3主事により学校についての説明を行いました。
説明・手続終了後に、入学までの課題を含む教材等を購入し、高専生活に向けての準備をしていただきました。
また、午後には入寮希望者に対して説明会を開催しました。

3月3日(木)に、3年生の自発的学習科目「チャレンジゼミナール」の成果報告会が行われました。
午前はオーラルセッション、午後はポスターセッションの2部構成で、14件の口頭発表と27件のポスター発表が行われました。

一年間の学習成果を学生間で情報交換し、また、他学年の学生や教員からの質問に対応することで、学習への意識がさらに高まったものと期待します。
閉会式では、学生間評価で高評価を得た口頭発表3件とポスター発表3件が表彰されました。
左上の写真はオーラルセッション会場、左の写真はポスターセッション会場の様子です。
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