学科紹介

専攻科

専攻科長からのメッセージ

専攻科長 野村健作

専攻科長 野村健作

 平成9年4月に設置された津山高専専攻科はこれまでの20年の間,401名の修了生を産業界などに輩出してきました。高度で幅広い知識を身につけた修了生に対する企業の評価は大変高く,今では製造業,情報通信業,サービス業などあらゆる業種から必要な人材として求められています。また,修了生は(独)大学改革支援・学位授与機構により学士の学位が授与され大学院へ進学することができます。修了生の約1割がさらに研究を深めるために,協定を締結している北陸先端科学技術大学院大学,早稲田大学,広島大学,兵庫県立大学をはじめとした大学院へと進学しています。これら修了生の活躍とともに本校専攻科は成長を続け確固たるプレゼンスが定着したと言えます。

 専攻科の課程は,本科教育を発展させ,さらに高度な専門知識と研究開発能力を身につけた創造的で実践的な技術者や研究者を養成することが目標です。このため学生は,JABEE(技術者教育認定機構)によって認定された技術者教育プログラムを履修し,大学改革支援・学位授与機構に認められた専攻科の課程を修めることで学士力を培います。2年の間で,全員に日々の授業や研究活動に加えて,海外インターンシップを含む校外実習,学協会での学外発表を経験させ,専攻分野の専門知識を深化させるとともに学外での経験を通じて分野横断的能力を身に付けるように構成されています。とくに,地域社会との連携を推進する津山高専において専攻科の果たす役割は大きく,学生の研究活動が地域社会との共同研究や委託研究につながり,これまでに数多くの成果を残してきています。さらに,地域企業の方を講師に招いて実施するボランティアレクチャーは,学生のキャリア形成のため貴重な講演となっています。地域の皆様と連携して行う社会実装教育は学生にとって効果的な教育方法となっていますので,今後ともご協力をお願い致します。

専攻科生

研究成果を学会で発表した専攻科生

 本校専攻科入学者は大半を本科卒業生から受け入れています。そのため新入生が専攻科を選んだ理由として「慣れ親しんだ環境で勉強でき,修了時には大卒と同じ資格取得と進路選択ができる。」とする者が多くいます。一方,修了間近の2年生は「専攻科で色々な事に挑戦できて充実した2年間でした。」といった感想を聞きます。専攻科では学生に同じ環境であっても新たな挑戦の機会を多く与え,2年間で自己の飛躍的な成長を図る場を用意しています。是非,主体的にこれらを利用して欲しいと思います。専攻科では津山高専の環境でレベルアップに挑戦したい意欲のある学生を歓迎し,教職員とともに専攻科を進化,発展させてくれる学生を望んでいることを,これから専攻科を目指そうとする学生へメッセージとして送ります。